Leica SUMMILUX 50mm f1.4 ／3rd（ズミルックス 3rd ）（レビュー＆作例）

うれしはずかし！？ズミルックス発体験
第一印象は ” 小っちゃ！” でした。
Oldと現代レンズの間で
ズミルックス 3rd の写りを見てみよう
マウント変換アダプター
ズミルックス 3rd のレンズ情報
他のライカレンズ
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うれしはずかし！？ズミルックス発体験

ある日のこと、私を沼へ導いたX氏が、ほぼ未使用のようなピッカピカのズミルックス 3rd をGETしました。そこで、ズミルックス 3rd を借りて利用することが出来ましたので、その時のことを思い出して書いてみたいと思います（約１時間くらいの時間だったのですが・・）

第一印象は ” 小っちゃ！” でした。

LeicaのSUMMILUX（ズミルックス以降ズミルックスと表記）というレンズはとても人気で、このズミルックス 3rd は35～40万前後で売買されていてます。

このように高額なレンズなのですが、あまり高そうに感じないデザインです。
でもドイツ製の高級ブランドですので機能的に洗練されており、何度か見ていると、とても良い形に思えてきます。

フルサイズのミラーレス一眼のレンズを使い慣れていたためか、ズミルックス 50㎜ f1.4 3rd を初めて見たときに「小っちゃ！」て感じました。この大きさであんなスゴイ写真が撮れるということに少しびっくりです。

実際に手にすると値段が気になり・・・気軽に使う訳にもいかず・・凄く緊張しながら撮影をスタートです。

Oldと現代レンズの間で

多くのライカーのみなさんが書かれているブログや記事に詳しいですが、このズミルックスというレンズは現在5代目に代替わりしました（2023年に50㎜の５thが販売開始）。初代の初期型は1959年に SUMMARIT 50mm f1.5 をベースとして作られ、その美しい機能美でシルバーの筺筒の姿から「貴婦人」なんて呼ばれています。 ※ ズルックスの各世代のことについてはこちらのBlogが詳しいです。

さて、今回のズミルックス 3rd は1992年から販売されたレンズです。2ndからの主な変更点は鏡胴のデザインが現在のものに似たデザインに変更され、現代的でシャープに解像するレンズとして生まれ変わりました。さらに最短撮影居地が、1mから0.7mまで寄ることが出来るようにりました。

ズミルックス 3rd は、現代レンズと遜色のない解像を誇る素敵な写りのレンズです。でも、次の4thがASPH（非球面レンズ）で登場し、さらに、その上をいく5thが先日発売になりましたので、解像度などでいえばそれらんびは負けるかもしれませんが、ライカのレンズって、各世代ごとに”写り”に魅力があって、一概にどれが良いとは言えないのです。ライカーな方の中には、2ndと最新型とか、貴婦人（1st）と3rdなど、世代違いのものを揃えている方も多いらしいです。

価格的には3rdは4th ASPHよりも、中古価格で一段階くらい安くて入手しやすいので、ズミルックス狙い＆リーズナブルで現代的な写りを求めるなら、選択肢としては最適ではないでしょうか、

※いくつかの店舗を見たイメージでは、中古では2ndの方が玉数が多く、3rdの方が流通量が少ない印象です。

ズミルックス 3rd の写りを見てみよう

ズミルックス 3rd は現代レンズのような写りで、ほんとによく解像するし、光の捉え方が独特で艶っぽく立体感のある写真が撮れるレンズに感じます。

また、光と影のコントラストのある場所なんて最高な写りをするし、光の入った場所の発色がとても素晴らしくキラキラ輝いてきます。

マウント変換アダプター

このレンズ（ズミルックス 3rd ）は「ライカMマウント」ですので、「ライカM→ソニーEマウント」に変換できる「電子マウントアダプター」と合わせて利用すれば、α７等の「ソニーE マウント」のカメラで利用することができます。

電子マウントアダプターを利用しない場合は、「ライカM→ソニーEマウント」のマウント変換アダプターを利用すれば、α７等の「ソニーE マウント」のカメラで利用することができます。※最短撮影距離を知事めることが出来る可変ヘリコイド型はこちら。

詳細は、下記をご覧ください。

ズミルックス 3rd のレンズ情報

メーカー：Leica
名称／ブランド名：SUMMILUX-M 50mm f1.4 / 3rd
フォーカス：MF（マニュアルフォーカス）
焦点距離：50㎜（35mm判換算）
センサーサイズ：フルサイズ
レンズ：5群7枚
絞り：f1.4～16
絞り羽：12枚
フィルター径：46mm
重さ：275g
最短撮影距：0.7m
マウント：ライカMマウント
製造国：ドイツ
生産時期：1992-2004年
相場：（Used）280,000～450,000円程度
特技／特記：フード内蔵、最短撮影距が0.7mになった
備考：