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希少!シャイニークローム現る。Leica DⅢクローム |レビュー&作例

オールドカメラ
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バルナックライカがもう1台生えた!

先日、マイ・ファースト・バルナックライカである Leica Ⅲf をお迎えしたのですが、その1か月後に、なんともう1台のバルナックライカをお迎えすることになりました。その名も 『Leica DⅢ シャイニークローム』!!!

購入直後に撮った写真。この時はまだ「シャイニークローム」とは知らなかった。

では、何故もう一台バルナックライカが増えてしまった(生えてしまった)のでしょうか。。

それは、今まで何回か紹介してきた『大バルナック祭り』に行ったからなのです。3月の『大バルナック祭り』で、LeicaⅢf+ズマール(今「山崎磨き」をお願いしてるところ)をお迎えしました(あとMCメーターも)。

そして4月も『大バルナック祭り」にお邪魔してみました。実は、、、Leicaのデジタル機とか、35mmのL39マウントのレンズが奇跡的に手が届く値段で出てないかなあア・・・なんで淡い期待で行きました。

その結果、35mmのL39 レンズは高いのしかなく、、、当然デジタルLeicaもなく。。。トボトボと帰路につく前に、並んでいるバルナックライカを何台か見てみました。

すると、ファインダーがすっごくキレイなものが1台あり、なんか”ピン”と来ちゃいました。まあ、惚れ込んじゃったんですね。そして、こちらのバルナックライカと、このカメラに付けるL39レンズとしてHEXAR 50㎜ f3.5 を併せて連れて帰ることになりました!!

Leica DⅢについて(スタディ)

Leica DⅢは1933年から1939年に製造された、戦前のバルナックライカの完成形ともいわれている機種で、LeicaⅡの改良形と言われてるらしいです。

LeicaⅡからの進化ポイントは下記の通り。

  • スローシャッターダイヤルの追加(1秒から1/20秒)
  • 視度調整が可能になった(アイピースを回転)
  • ストラップが付けられるようになった

また、このLeica DⅢまでは、板金加工で作られていたそうです(量産に向かず衝撃に弱いそう)

このLeicaDⅢは、最初はブラックペイントで作られていたそうですが、途中からクロームメッキに変わったらしいです。さらに、前半はシャイニークロームと呼ばれる、通常のクロームメッキよちも細かい梨地で光沢のある仕上げとのこと。中古相場では断然ブラックペイントが人気で価格も高いです。

この Leica DⅢについて

製造年を調べる

バルナック型ライカを含め、ライカのカメラやレンズは、本当に情報が豊富です。例えば、シリアルナンバーからカメラのタイプや製造年がバッチリわかる年表を記載しているサイトや、各レンズの詳細な解説や、ライカ社の歴史を教えてくれるサイト等々、ありとあらゆる情報が出てくる感じがします。さすが人気ブランドですね!

ということで、このDⅢも、Ⅲfの時と同様に製造年を調べてみました。すると、この個体は1933年に製造されたLeica DⅢクローム であることが分かりました。なんと・・91年前のカメラですね。凄いや。(この記事は2024年に書いています)

もう、ホント骨董品レベルの古さなのに、全然普通に写真撮って楽しめるってのがスゴイですよね。

シャイニークロームっていうレアモノ!?

さて、この Lieca DⅢって機種は、何やらブラックペイントのモデルが多くて、シルバーモデルの方が少なくレアとのこと(とはいえ、ブラックペイントの方が人気で、中古価格も大分高額です)、

そのレアなシルバーモデルの中でも、初期のモデルは「シャイニークローム」と呼ばれる、更にレアなモデルがあるそうです。後期のシルバーモデルもクロームメッキの仕上げなんですが、後期の方が、どちらかというとサテンシルバーっぽい雰囲気なのに対して、前期に作られたモデルの方が「より光沢があるクロームメッキ」で「シャイニークローム」って呼ばれているそうです。

THE MAP TIMES:【Leica】 バルナックの季節 ~DIII編~ より引用(写真クリックで引用元へ)

シャイニークローム の Leica DⅢ 》

左から1937年製 / 1933-34年製 / 1933年製。
お気づきの方もいらっしゃいますね…?3台のうち2台がシャイニークローム。

後年のクロームメッキに比べると、ピカピカと輝いているのがわかりますか?
これは、すぐ剥げてしまうペイントに変わり、メッキが施され始めた初期のもの。

いざ探そうとなると、なかなか出会えないモデルです。

左から1937年製(クローム) / 1933-34年製(シャイニークローム) / 1933年製(シャイニークローム)。

THE MAP TIMES:【Leica】 バルナックの季節 ~DIII編~ より引用

因みに、今回私のもとにやって来た Leica DⅢは、購入時は全体的に薄っすら汚れていたこともあり、この個体がシャイニークロームってことは知りませんでした(そもそもDⅢであることも、シャイニークロームってものがあることも知りませんでした。。)。

ところが、自宅に持ち帰り、汚れを取って、いつもの「シルバークリーナー」&「無水エタノール」で拭いてみたところ、シャイニーって感じで光りだしました。ということで、シャイニー確定です。

Leica DⅢの使い方

以前記載した、Leica Ⅲf とほとんど一緒ですので、是非こちらの記事をご覧ください!

写りを見てみよう(作例/実写レビュー)※まずはモノクロで

Leica Summarit 50mm f1,5  (MARIX400 B/W)


KONISHIROKU HEXAR 50mm f3.5 (MARIX400 B/W)

フィルム情報(MARIX400 B/W)

バルナックライカでモノクロ写真を楽しみのでしたら、フィルムを安く仕入れて自家現像してガンガン現像するのがお勧めです。

モノクロフィルムですが、購入なものを求めないのであれば、私のお勧めはリーズバブルでよく写り、ガンガン使えるフィルムです。

おそらく最安は、MARIXさんのメルカリアカウントから直接購入することです。3本購入すれば1本あたり866.7円になります。下記の画像をクリック頂ければメルカリの「MARIX]さんの販売ページにLinkしますので、ぜひ覗いてみくださいませ。

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参考情報

THE MAP TIMES:【Leica】 バルナックの季節 ~DIII編~

カメラ工房まつした(YouTube):キッラキラ★シャイニークローム バルナックライカDIII(D3)オーバーホール済み・保証付

PhoNovice:【Leica】ただ、ライカDⅢを愛でる記事

カメラが欲しい、レンズが欲しい、あれもこれも欲しい:バルナックライカ

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