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Leica SUMMILUX-R 50mm f1.4 /3cam( Rズミルックス)(レビュー&作例)

オールドレンズ
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影が薄い SUMMILUX-R 50mm をこの手に

・ライカ 「Rシリーズ」とは?

みんな大好き、憧れのライカのレンズ。その中でも代表的なものが、「M型ライカ」というレンジファインダー機に取り付けることが出来る「ライカMマウント」用のレンズです。(M型ライカもデジタル用になり絶賛販売中です)

そのライカ社が1965年にR型ライカという一眼レフ機を開発・展開した際に、専用レンズとして発売したのがこのRマウントレンズ達です。
※R型ライカは1965年のライカフレックスから始まって、2002年発売のR9を最後に販売を終了しました。現在はライカLマウント(バヨネット)が利用できる「SLシステム」としてデジタル一眼カメラが発売されています。

・SUMMILUX-R 50mm との出会い

実は、私はこのレンズの前にもR型のライカレンズを持っています。それはエルマリートRの35㎜ f2.8 というレンズで、そのキレキレの写りにすっかり虜になりました。

ですので、R型のライカレンズについては、とても興味深々なのです。

そんな中、相場より安くて破格のSUMMILUX-R 50mm f1.4 (例の”実用品”という表記の物件ですね。。)と出会ってしまいまして。。。。運命には逆らわない性格ですので。。。

ごにょごにょごにょごにょ。。。


SUMMILUX-R 50mm について

・設計者について

確かシネレンズを担当してた人がRシリーズレンズの設計を担当したと聞いたことがある気がするのですが、、、ちょっと記事が見つけられませんね。。見つかったら追記しますね。

・前期型と後期SUMMILUX型について

このR型のSUMMILUXには、前期型と後期型の2種があり、前期型には1cam/2cam/3cam、後期型にはR only/ROMの径5種があり、このレンズは3Camです。

R型ライカについてはこちらのページが詳しいのでご参照頂けると良いかと面ます。

 ⇒サンライズフォト;ライカRシリーズとライカの一眼レフ総まとめ! 選び方と各機種紹介


専用フードが見つからない!なら作ろう。

このレンズ、専用フードの装着を前提で設計されているようで、レンズの先っぽに、専用のフードを引っかけて固定する為に、左右に1本づつの銀色の棒が出ています。

この専用フードがですね。。なかなかオークションに出てこないのですよ。

ということで、ピッタリ合うフードを自作(他のものを改造)しちゃいました。うん、なかなか良いかも。

改造方法は、①寸法が合いそうなフード(プラスチック製が加工しやすい)を探してくる(中古レンズ店で、叩き売りしているコーナーなら100円もせずにGET可能)、②サイズがピッタリ合うように削る(私の探したフードは1mmくらい削りました)、③レンズについている、レンズを固定するピンが通るように、ホットナイフ等で切れ目を入れる。出来上がり。です。


おまたせしました!写りを見てみよう。

今回の SUMMILUX-R 50mm と、M型の3rd/4thとの違いについて、私の感想を少し書いてみますね(あくまで私の主観的な感想ですよ~)。

  • 少し粗削りでじゃじゃ馬的だが、何かスゴイ写真が撮れそうな気がする!?。
  • レンズが大きい効果なのか、空間の広がりを感じる。
  • 輪郭の線が「黒」く、前面に出てくるので、よりシャープ&強い絵に写る(見える)。

まずは、晴れた日の朝日をいっぱい浴びた SUMMILUX-R 50mm くんの写真たちからスタートです。何かずスゴイ写真を撮らせてくれそうな予感。。

続いて、フレアー&ゴーストです。オールドレンズらしい出方がしますね。虹ゴーストもでますよ。

次は、夕方のちょっと暗くなってきた時間帯の写真。このレンズは「黒」色がグッと前に出てくる絵作りかもしれませんね。
印刷方式の日本と欧米の違いを見ているようです(欧米の印刷物の方が黒がグッと出てくるアレです)。

当然、ビルとかパキッと写ります。

トンネルから向こうに向けてレンズを向けると、光のグラデーションが楽しいです。

最後は森林&花の写真です。ちょっと光を当てる感じで撮ってると、とっても良い感じです。さらに、いいボケっぷりですね。


マウント変換アダプター

このレンズ( SUMMILUX-R 50mm )は「ライカRマウント」ですので、AFで使うなら「ライカR→ライカMマウント」「ライカM→ソニーEマウント」に変換できる「電子マウントアダプター」と合わせて利用すれば、α7等の「ソニーE マウント」のカメラで利用することができます。

  +

  or

電子マウントアダプターを利用しない場合は、「ライカR → ソニーEマウント」のマウント変換アダプターを利用すれば、α7等の「ソニーE マウント」のカメラで利用することができます。

※最短撮影距離を知事めることが出来る可変ヘリコイド型(ライカM→ソニーEマウントの部分)はこちら

詳細は、下記をご覧ください。


SUMMILUX-R 50mm f1.4 /3cam のレンズ情報

メーカー:Leica
名称/ブランド名:SUMMILUX-R 50mm f1.4 / 3Cam
フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)
焦点距離:50㎜(35mm判換算)
センサーサイズ:フルサイズ
レンズ:6群7枚
絞り:f1.4~16
絞り羽:12枚
フィルター径:48㎜(専用フード:Leica 12508)
重さ:395g
最短撮影距:0.5m
マウント:ライカRマウント
製造国:ドイツ
生産時期:1970-1998
相場:(Used)100,000~200,000円程度
特技/特記:フはィルター径は諸説ありますが、私の個体48㎜が装着できています
備考:カラーはブラック&サファリ


他のライカレンズ


参考になるページ

An Ordinary Life:はじめてのオールドレンズと。/ Summilux-R 50/1.4

アトリエライカ:Summilux-R 50mm f1.4 1stレビュー

たくさんの引き出しを:Leica Summilux-R 50mm 1.4を試写

THE MAP TIMES:【LEICA FAIR】ライカ愛 「Rシリーズの誘惑」の巻

ウィキペディア(Wikipedia):ライカRマウントレンズの一覧

コメント

  1. […] Laica SUMMILUX-R 50mm f1.4 /3cam( Rズミルックス 3cam ) […]

  2. […] Laica SUMMILUX-R 50mm f1.4 /3cam( Rズミルックス 3cam ) […]

  3. […] ※R型のライカについては「Leica SUMMILUX-R 50mm f1.4 /3cam( Rズミルックス)」のレビュー記事に書きましたので、ぜひご参考に! […]

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