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Leitz Summarit 50mm F1.5 (ズマリット)(レビュー&作例)

オールドレンズ
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Summarit がやってきた。

カメラ始めたら、必ず耳にするのが「ライカ」「カールツアイス」ってカメラやレンズの名前ではないでしょうか。今回紹介する Summarit (ズマリット)は、その「ライカ」の中でも、ちょい癖強めの古いレンズです。

昨年、沼の住人X氏からα7Ⅲと何本かのレンズを貰って、デジタル一眼に復帰したのですが、そのX氏が大事に使っていたレンズがこの Summarit (ズマリット)でした。

ところがある日、このX氏が ライカの超高級レンズである Summilux(ズミルックス)というレンズを購入したため Summarit (ズマリット)を譲り受けることになりました!!

なんという幸運の持ち主なのでしょう。私。


SUMILUX への系譜

Summarit を説明をすると長くなるので、詳しい話はLink先の皆様におまかせして、今回はポイントを少しだけ書いておきますね。

Summarit (ズマリット)が登場するまでのお話。

このレンズが登場する時期、ライカ社はカール・ツァイス社とバチバチに競争状態だったらしく、カール・ツァイスからは当時世界一の明るさを誇ったコンタックス用ゾナー 50mm F1.5というハイスピード・大口径のレンズが出ておりました。

※F値の明るいレンズは、レンズが明るいためシャッタースピードを上げても撮影が可能なのでハイスピードレンズと言われてるようです。

そこで、ライカも明るいレンズで対抗したかったのですが、残念ながら明るいレンズの技術が足りず、シュナイダーの協力を得てクセノン 50mm F1.5というレンズを開発・製造したそうです。

いよいよ Summarit (ズマリット)登場!

その後1949年に、クセノンの描写性能をより向上させて作り上げたのが Summarit (ズマリット)50㎜ F1.5 という訳です。因みにズマリットという名前はラテン語のSumma「最高のもの」に由来しているらしいですよ。

この Summarit (ズマリット)はライカの大口径ハイスピードの元祖で、この後 Summilux(ズミルックス)50㎜ f1.4 という超すごいレンズを生み出す事になるのでした。

このレンズで注目ポイントは、15枚もある絞り羽!! これを開けたり閉じたりしているだけで、うっとりとしてしまうこと請け合いです。


超癖玉と言われる Summarit の写りを

このSummarit (ズマリット)は「癖玉」としても有名です。どのような癖があるのかというと「滲み」「ぐるぐるボケ」「虹ゴースト」と、オールドレンズで人気の特殊効果!?が ”全部乗せ!!” という、なんとも芸達者なレンズなのです。

では、これらの「癖」をふんだんに盛り込んだ写真を見てみてくださいませ。

流石ライカのレンズ、キレイに撮れちゃいます。
澄んだ、美しい写りです。惚れ惚れしちゃいます。
F1.5という大口径、ハイスピードレンズなので、背景がキレイにボケてトロけていきます。
ズマリット名物”虹ゴースト”! 美しい虹色のゴーストが直ぐに出てきます。
オールドレンズの楽しみのひとつ、”ぐるぐるボケ” も良い感じで出てきます。
ズマリットの玉ボケは、中央から少しずれると鱗状の形なります。そして、その玉ボケ同士が重なり、まるで琉球ガラスのような美しい模様になってきます。
ズマリットは 輪郭のあたりの色がじわっと滲んだように写る”滲み玉” としても人気なのです。
普通に撮ったら、とっても良く写りますし発色も良いです。
モノクロも、背景トロトロで雰囲気満点!
F1.5の絞り開放で、背景の絵を作っていけますよ。

マウント変換アダプター

この Summarit をカメラに繋げるマウントは、Laicaスクリュー/L39/ライカL(以降L39 と記載) などと呼ばれるマウント規格になっています。このL39マウントを各カメラのマウントに合致させるための「変換マウント」を用意すれば、ミラーレス一眼で利用できるようになります。

このSummaritを、私が利用しているソニーのα7で利用するには、ソニーのEマウントという規格ものに変換しなければなりません。その方法は大きく2種類です。

① 直接変換できるマウント変換アダプタ

「L39マウント⇒ソニーEマウント」の変換アダプターを入手する
レンズとカメラの間にこの変換マウントを連結すれば、α7で Summarit が利用できるようになります。※MF(マニュアルフォーカス)でオールドレンズを利用できます。

②AF化して使うためのマウント変換アダプター

私はこのレンズを下記のように、MF(マニュアルフォーカス)レンズをAF化(オートフォーカス)ができる電子マウントアダプターを利用しています。

「L39マウント⇒ライカMマウント」の変換アダプター
  +
「電子マウントアダプタ ※ライカMマウント⇒ソニーマウント」

上記の2種を入手すると、Summarit をα7で利用できるようになります。
①「レンズ」+②「L39マウント⇒ライカM変換マウント」+③「電子マウントアダプタ」+④「カメラ」の順番でつなげると、 Summarit をまるでAFレンズかのように利用できます。オールドレンズをAF(オートフォーカス)で利用したいときは、この方法になります。

★マウント変換については、こちらも参考に!★


今回のレンズ情報

メーカー:Leitz
名称/ブランド名:Summarit(ズマリット)
フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)
焦点距離:50㎜(35mm判換算)
センサーサイズ:フルサイズ
レンズ:5群7枚(4群6枚のダブルガウスタイプの構成の後部に正の凸レンズを一枚追加)
絞り:f1.5~16
絞り羽:15枚
フィルター径:41mm
重さ:320g
最短撮影距:1m
マウント:L39マウント(ライカL/ライカスクリュー マウントとも言う)
製造国:ドイツ
生産時期:1949-60年
相場:(Used)80,000~130,000円程度
特技/特記:
備考:


参考になるページ

THE MAP TIMES:【Leica】オールドレンズ散歩 ズマリットL50mmF1.5

LENS-HOLIC:お勧めのおすすめのオールドレンズはこれだ!第2回:Ernst Leitz Summarit 5cm F1.5

M42-SPIRAL:トロニエの魔鏡2:不遇の最速レンズ、Leitz Xenon/Summarit 5cm F1.5

いーさんのブログ:【おすすめオールドレンズ】Summarit 50mm/f1.5

デジカメブログ:【作例】ズマリット50mm F1.5を買ってみた。【オールドレンズ】

Field Cameraman Note:麗人のズマリット

(おまけ)デジカメWatch:【特別企画】ライカレンズの歴史(前編)

コメント

  1. […] Leitz Summarit 50mm F1.5 (ズマリット) […]

  2. […] 目に代替わりしたところです(2023年に50㎜の5thが販売開始)。初代の初期型は1959年に SUMMARIT 50mm f1.5 をベースとして作られ 、その美しいメカニカルな姿から「貴婦人」なんて呼ばれてい […]

  3. […] Summicron 50mm f2 (沈胴ズミクロン、山崎磨き) Leitz Summarit 50mm F1.5 (ズマリット) Laica SUMMILUX 50mm f1.4 ASPH/4th(ズミルックス 4th) Laica SUMMILUX 50mm f1.4 […]

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