Nikkorを使わずしてレンズは語れない。。。
オールドレンズを楽しみ始めて暫くたった頃、このように考えながら新宿の「北村写真機館」のジャンクコーナーで出会ったのが今回のレンズ Nikkor 50mm f1.4 です。
初めて出会ったときは、ちょっと金額が高かったのでスルー。翌週になって「Price Down!」で20%くらい価格が安くなっていたので、、「これは運命の出会いだな」と自分を言い聞かせて連れて帰ってきた、、という思い出のレンズです。
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Nikkor 50mm f1.4 (後期型)
天下のNikonのレンズのブランド名はNikkor(ニッコール)。
OLYMPUS、SONYと乗り継いできた私は、NIKONのことはあまり詳しくないのですが、ニコンの標準レンズである Nikkor 50㎜ f1.4 には多くのタイプがあるようです。
今回私がGETしたのは、New NIKKOR 50mm f1.4 ( 非Ai 、後期型)というもののようです。因みに、私のようにマウントアダプターを利用してミラーレス一眼で撮影する場合は、Aiとか非Aiとか、、あまり深いことは考えなくてもよいようです。
このあたりのことは、こちらの方のBlogに詳しく説明されていたので、ぜひご覧くださいませ。
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Nikkorの写りに”教わる”
実は、私はこのレンズが「初ニッコール」なんです。
Nikon党の方々から”ニッコールの素晴らしさ”をタップリ聞いていたので、上手くニッコールの良さが活きる撮影ができるか、、少々心配だったのですが、撮影してみたら ”ニッコール” の写りを直ぐに感じることができたのが嬉しい驚きでした!
この Nikkor 50mm f1.4 の第一印象は ”品のある写り” で、いろいろと撮っていくと、無茶しても ”崩れにくい”レンズだなとも感じました。
言うなれば、、どんな撮り方しても「これがニッコールの写り」だよって、「ニッコールの”品格”」を教えてもらっているような錯覚に陥るのでした。
気高く、気品にあふれるニッコール様。そんなレンズと感じました。
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ボケ&虹ゴーストも美しく
このレンズでは、オールドレンズの人気玉のようなフレアやゴーストをバシバシと出そうと思っても、コーティングがしっかりしているのか、設計のおかげなのか、、、、簡単には出てくれません。
まるで、ニッコールの品格が、フレアやゴーストは許さないって言ってるかのようです。※Sマウントくらいの時代のニッコールはキレイなゴーストやフレアがガンガン出るみたいですが。。
でも、上手く角度を合わせていくと、、、、出てきましたよ虹ゴーストが。しかも、とびっきり美しい、澄んだ色味の虹ゴースト。あまりの美しさに見とれてしまいます。
※後日、動画でお見せしちゃいますね!
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マウント変換アダプター
このレンズをカメラに繋げるマウントは、ニコンFマウントという規格になっています。
このマウントのレンズを、私が利用しているソニーのα7で利用するには、ソニーのEマウントというものに変換しなければなりません。その方法は大きく2種類です。
① 直接変換できるマウント変換アダプター
「ニコンFマウント⇒ソニーEマウント」の変換アダプターを入手する
レンズとカメラの間にこの変換マウントを連結していけば、α7でNIkkorが利用できるようになります。※MF(マニュアルフォーカス)でオールドレンズを利用できます。
②AF化して使うためのマウント変換アダプター
私はこのレンズを下記のように、MF(マニュアルフォーカス)レンズをAF(オートフォーカス)化ができる電子マウントアダプターを用いて利用しています。
「ニコンFマウント⇒ライカMマウント」の変換アダプター
+
「AF化用のマウント変換アダプタ ※ライカMマウント⇒ソニーマウント」
上記の2種を入手すると、ニコンFマウントのNikkorレンズをα7で利用できるようになります。
①「レンズ」+②「ニコンFマウント⇒ライカM変換マウント」+③「電子マウントアダプタ」+④「カメラ」の順番でつなげると、ニコンFマウントのNikkorレンズをまるでAFレンズかのように利用できます。オールドレンズをAF(オートフォーカス)で利用したいときは、この方法になります。
![](https://camera1.kurara7.com/wp-content/uploads/2023/01/BD45946A-BFF5-437B-A88C-400175E26ACF-1024x768.jpeg)
マント変換アダプター等については、こちらもご参照を。
今回のレンズ情報
メーカー:Nikon
名称:Nikkor 50mm f1.4( 非Ai )※New NIKKOR (後期型)
フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)
焦点距離:50 ㎜(35mm判換算)
センサーサイズ:フルサイズ
レンズ:6群7枚
絞り:f1.4~16
絞り羽:枚
フィルター径:52mm
重さ:260g
最短撮影距:45㎝
マウント:Nikon F
生産国:日本
生産時期:1976年から
相場:8,000円~2,000円程度
特技/特記:
備考:
参考になるページ
Polak -山とカメラとグラベルロード-:実は結構紛らわしい⁈ Nikonの伝統的標準レンズ「NIKKOR 50mm F1.4」の種類
コメント
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