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元祖 標準レンズ Leica Elmar 50mm f3.5 が良く写る|レビュー&作例

オールドレンズ
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ついに、本物の「Elmar 50mm f3.5 」をこの手に!

今回ご紹介させていただくElmar(エルマー)50mm f3.5は、先日レビューを書いたバルナックライカ(LEICA Ⅲf)と一緒に「大バルナック祭り ※」という名の骨董市で購入したものです。

実は、一本欲しかったんですよエルマー。なんたって「標準レンズ」のご先祖様ですから。

《大バルナック祭り》
あるライカ・コレクターの方がご自身の終活として、収集されたコレクションを「大バルナック祭り」と銘打って大放出をされてるようです。場所は、東京・多摩市の「立川諏訪神社」境内で毎月行われる「多摩骨董市」の一角。私は、2024年3月に参戦してきました。

こちらのレビュー記事内でも「大バルナック祭り」をご紹介させていただいてます。是非、併せてご覧くださいませ。

(余談)実は私は金色に輝く「ゴールデンエルマー」をオールドレンズ沼の初期のころに入手しております。入手した際はどす黒く汚れていたのですが、少し磨いてみると金ぴかに光り輝くようになりました。

古本で入手した「レンズの解説本」に、開運レンズ!?って感じで紹介されてて・・・開運祈念!ということでGETしてみたら、結構良く写って嬉しかったレンズです。

フェイクライカ&フェイクエルマー

バルナックライカにはElmar(エルマー)が良く似合う

それにしても、、バルナックライカにエルマーって良く似合いますね。レンズを沈胴させたら、ポッケにすっぽり入ります。35mmカメラの基準を作ったというカメラは、実はコンパクトカメラの始祖でもあったのかもしれませんね!

なんか・・・お出かけ時に、意味もなく一緒に連れていきたい衝動に駆られてしまいますよ。これ。

Elmar(エルマー) 50mm f3.5 について

歴史と判別方法

このエルマーってレンズは、ほんと、すごく歴史のあるレンズで、、、その歴史は、最初はカメラ本体にレンズが固定されていた Leica Ⅰ型( A型 1925年~1932年)の時から始まるようです。※その前にElmax 50mm f3.5(1925年)というレンズもあるそうです。※さらにさかのぼると、1914年のUr-Lica(ウルライカ)や 1923-24年のLeica 0型もあるとか。

で、Leica Ⅰ型から始まり、 Leica Ⅲ型(1951年から)までの間に(※)多くのバージョンのエルマーが製造されたようです。※バルナック型ライカと呼ばれるカメラですね! 

そして、このバルナックライカの世代に合わせて、標準レンズだったエルマーも少しずつ違うバージョンが世に送り出されていたようです。

因みに、製造番号(レンズ前面に記載)とピントノブ裏に刻印されている鏡胴番号を併せて確認すると、どの世代のエルマーか判別することが出来るようです。※無い個体もあります!

とはいえ、初期のレンズ一体型のLiecaから分離して交換式のレンズとして生まれ変わったものや、あとからアップグレード!?されたものなどもあり、市場には多くのバリエーションがあるそうです。

(参考)製造番号から調べることが出来るサイト

(参考)鏡胴番号の違いについて ※目安として

鏡胴番号を基にした比較表をまとめだしてみたのですが、、、難しいですね。。参考程度にご覧くださいませ。

鏡胴番号焦点距離レンズ素材その時のカメラ年代その他
0番50.5mmニッケルⅠ型/Leica A型1925-旧エルマー
1番49.6mmニッケルⅠ型/Leica A型
(2番)51.0mmニッケルⅠ型/Leica A型
3番48.6mmニッケルⅠ型/Leica A型
4番50.7mm
※48.6㎜も?
ニッケルⅠ型/Leica C型1928-新エルマー
5番51.0mmニッケルⅠ型/Leica C型
6番51.mmニッケル
※途中からクローム
Ⅰ型/Leica C型
Ⅱ型
1932-ニッケルは1936年まで
7番51.mmクロームⅡ型
8番51.9mmクロームⅡ型~1948
赤エルマークロームⅡ型/LeicaⅢf1951-光学系見直し、
深度表示変更
MマウントクロームM31954-絞り位置変更、
フィルターサイズ変更

レンズ自体のことについて

このエルマーというレンズは、レンズ部分もすっごく小さくて、ぱっと見は頼りなさげなのですが、構成は「よく写ると言われる」3群4枚のテッサー型らしいですが諸説あるようです。

このElmar(エルマー)について

今回入手したエルマーくんは、製造番号から調べると1938年製のレンズで、鏡胴番号は7番なので、実際の焦点距離は51.6㎜であることが判明しました。なんと86年も前のレンズなのですね!※当記事の執筆は2024年

エルマー年表!?を見ていると、入手したバルナックライカのⅢf(Leica Ⅲf )には、本来は「赤エルマー」と呼ばれる、光学系が見直されてコーティング付きで発色の良いエルマーが標準レンズとして用意されていたようですが、今回はもっと古い世代のエルマー(LiecaⅡ型の世代)が、Leica Ⅲfと一緒に我が家にやってきました。

※ 製造番号はレンズ前面の黒い部分に刻印されています。
※ 鏡胴番号はピントノブの裏側に数字が刻印されています。

山崎光学写真レンズ研究所で拭き拭き☆

上記の「大バルナック祭り」では、LeicaⅢf と、このElmar50mm、LeicaのMCメーターに加えて、癖玉として愛される LeicaのSummar(ズマール)というレンズも購入させてもらいました。

こちらのSummar(ズマール)は、レンズのガラスが柔らかく拭き傷で曇っている個体が多いのが有名です。今回入手したSummarも、ガッツリ曇り玉でした。

このSummarとの出会いも何かの縁です。ですので、レンズ磨きの神様!と言われている「山崎光学写真レンズ研究所」さんでレンズの磨き&コーティングをお願いすることにしました。※この話はまた別記事にて記載しますね!

その際に、このElmarも診てもらったところ「これは、まだ磨かなくても大丈夫。ちょっと拭いてあげる」「ほら、綺麗になった」と言って、クリーナー液で拭き拭きしてくれました。ということで、レンズ磨きの神様に拭き拭きして頂いたElmarくん、元気に一軍登録です!

写りを見てみよう

フィルムで撮影してみた作例(Leica Ⅲf)

まずは、モノクロ自家現像の写真から。現代レンズやズミクロンなどと比べると、、すごく良く写るって訳ではありませんが、良い感じの写りではないでしょうか。

次はカラーにて。Kodak Gold 200(ちょっと曇り気味の日でした・・)※こちらはキタムラカメラにて現像

ミラーレス一眼で撮影してみた作例(α7Ⅳ)

今度は、ミラーレス一眼(α7Ⅳ)にマウント変換アダプターを介して装着して撮影です。

いやああ、なんとも良い感じの写りです。写りもライカって感じがしますよね。

マウント変換アダプター

このレンズ、バルナックライカに装着するのがお勧めなんですけど、いつもフィルムで撮影ばかりしているとフィルム&現像代で破産してしまいそうなので、ミラーレス一眼でも併用しています。

私の愛用のミラーレス一眼はソニーのα7Ⅳ(ソニーEマウント)です。マウント変換アダプターの組み合わせによって、MF(マニュアルフォーカス)レンズであるエルマーを、AF化(オートフォーカス)して利用することも出来ちゃいます!各マウント変換アダプターについては下記に記載してありますので、ぜひご覧ください。

L39マウントからの変換方法を説明している章にLinkしています。

マウント変換アダプターとの相性

使えたもの

下記の「Fotodiox LM-SNE-PRN Ⅱ」は、なんとピントノブとの干渉が、ギリギリセーフ!って感じで利用可能です!

下記のヘリコイド付きマウントアダプターは、ライカL39⇒ライカM変換アダプターを介して利用可能です。但し、ピントノブがロック部分に干渉しますので、利用時には、エルマーのヘリコイドを伸ばして、隙間を確保してから(近接撮影側に回す)装着してください。

使えなかったもの

下記の「TECHART LM-EA9」は、ピントノブが干渉して、装着不可でした。

揃えたいもの

レンズ保護フィルター(フィルター径19㎜)

このエルマーも、このタイプのエルマーとしては新しいものの、とても古いレンズです。ということで、長く使っていけるように「レンズフィルター」を調達しました。

最初は、新宿・ヨドバシカメラ 新宿西口本店 カメラ総合館のフィルター売り場で聞いてみました。すると、あまりエルマーのフィルターを探しに来る方がいないのか「こんなちっちゃいのなさそう・・」とのこと。とはいえ、流石ヨドバシです。奥から「クラシックレンズ用ユーエヌオリジナルアインススーパ—プロテクトフィルター」という19㎜のフィルターを探してきてくれました。でも、試着用のモノが無かったので、上手く装着できないと困るので泣く泣く諦めました。

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次に、新宿で、オールドカメラで困ったときの駆け込み寺的な(なんでもありそう)「中古カメラBOX」さんで探してもらいましたが適合するものは見つかりませんでした。。

エルマーのレンズフィルターって意外と人気無いようで、、、両店舗ともにフィルター径を定規で測定してみて19㎜??あるのかな~って感じでした。

次に、オークションサイト等で物色していると、下記のMARUMI製のモノがHITしました。ということでMARUMIさんのレンズフィルターをGETです(今、検索してみると、Amazonでもありましたね。。)。

さらに検索してみると、Kenko製のものも現役で販売されています。ちょっと高いですが、白枠のがあるのが良いですね!これでも良かったかも!です。

レンズフード

次に揃えたいのがレンズフードです。Leica製のものは当然カッコ良いのですが、お値段も相当カッコ良いので、他のメーカーから販売されているものを物色です。Amazonで物色している段階ですが、下記のあたりが候補でしょうか。欲しいなあ。。

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レンズの情報

メーカーLeica
名称/ブランド名Elmar 50mm F3.5
フォーカスMF(マニュアルフォーカス)
焦点距離50㎜(35mm判換算)※51.6,mm(筺体番号7番)
センサーサイズフルサイズに対応
レンズ3群4枚
絞りF3.5-F18
絞り羽10枚
フィルター径19mm
重さ112g ※6番のモデル 
最短撮影距1m
マウントL39マウント
製造国ドイツ
生産時期1930-1950年 
相場(USED)30,000円~70,000円程度
特技/特記鏡胴番号はNo.7 ※新エルマー/1938年製
備考

参考情報

ONE SCENE:Leitz Elmar 5cm

しまたかのライカで行こう:ライカの歴史_Lマウント 標準レンズ (その1)

寫眞機商コウジヤ:ライカL用ニッケル ショート エルマー 50mmF3.5 コーティング有り・製造No.# 無し・鏡胴番号1

モハーの音楽日記・競馬日記:レンズのあれやこれや(1) ~~Elmar50mm(5cm)F3.5~~

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