当サイトはGoogleやアフィリエイト広告のバナーやLinkを設置しています。

スミクロン殺し!?UV TOPCOR 50mm F2(レビュー&作例)

オールドレンズ
この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

想いを断ち切るため。。

TOPCON(トプコン)について

今回紹介するレンズは、第2次世界大戦時に「陸のトーコー・海のニッコ-」と言われ、ニコンと双璧をなした日本の光学機器メーカーであるTOPCON(トプコン)のレンズです。

因みに、海のニッコーとは帝国海軍ご用達だった日本光学工業(現・ニコン)、陸のトーコーとは帝国陸軍御用達だった東京光学機械株式会社(現・トプコン)のことで、このTOPCONというメーカーは、第2次大戦時には日本の光学機器メーカーの双璧の一角を担う存在だったのです。

民生用から撤退へ

そんなに凄かった光学メーカーも民生用カメラとレンズを生産しており、その先進的(マニアック!?)な技術力により人気だったようです。ところが、、、一眼レフカメラAF化の波に乗れず、民生用カメラ事業から撤退してしまったようです。

ゲットするに至った理由とは

このTOPCON(トプコン)に、昔のカメラ雑誌やムック本で”至極の銘玉”と紹介されている「Re Auto Topcor 58mm f1.4」という大口径のレンズがあります。中古相場もちょい高めのお値段です。

実は私、このレンズが欲しくて欲しくて、、、某オクや中古ショップをチェックしまくっていたのですが、高価なので断念していました。

で、、、、諦めるために、TOPCON製の安いレンズを入手することにしました。そのレンズが、今回紹介している UV TOPCOR 50mm F2 です。某Yオクで見つけたレンズはニコンFマウントに変換できる「改造マウント」もセットで、リーズナブルなお値段でした。

廉価版の規格があったとは。。

実は、このレンズを購入して数日後に、憧れの「Re Auto Topcor 58mm f1.4」をゲットすることになりました。※詳しくは下記の記事をご覧ください。

このレンズが到着した際に、上記の「改造マウント」を使ってカメラ(α7Ⅳ)に装着しようとしたら、全くサイズが合わなくて焦りました。そうなのです。このUV TOPCORシリーズはTOPCNの廉価版シリーズとして展開された小型のレンズ群なのでした。。。。

因みに、、このUV TOPCORの “UVマウント” は、TOPCON独自のマウント規格なのですが ”レア” すぎるのか、、マウント変換アダプターが販売されておらず、沼の先人たちは自作をされている方がいっぱいいらっしゃるようです。。

※ Re Auto Topcor シリーズは exakta(エキザクタ)マウントと互換性のある規格です。

ズミクロン殺し!?と呼ばれて

ズミクロン殺しとは如何に!?

このレンズのことを調べていくと「 ”ズミクロン殺し” との異名をとるレンズ」との記事に出会います。なにやら、当時キレッキレの解像度レンズのベンチマークであった”ライカのズミクロン(R)”との性能比較で、この廉価版ラインのレンズの UV TOPCOR 50mm F2 が勝ったというのです。

そういえば、RIKENONの50㎜f2レンズも ”ライカのズミクロン” とレンズ構成が同じということで「和製ズミクロン」なんて呼ばれていたそうです。

その理由が判明したようだ

では、実際の写りはどうかというと、このクラスのレンズにしてはとてもよく写ると思うのですが、流石に「ズミクロン殺し」は言い過ぎだろう・・・という感じです。

で、、さらに検索していくと「ズミクロン殺し」の出典!?を調べた方のBlogにたどり着きました。

そのBlogによると(以下引用)「写真工業別冊 現代のカメラとレンズ技術(小倉 磐夫著:写真工業出版社:1982年1月20日発行)」において、「LEICAFLEX」「LEICAFLEX SL」用の「SUMMICRON-R 50mm f2」に匹敵するあるいはそれ以上の解像力を示す性能数値を叩き出したことが書かれているからです。(引用終了)とはいえ、当時の他の雑誌での測定では”そのような数値” が測定されることはなく、極めて平凡な性能のレンズだったようです。

要は、その雑誌者が測定した数値が、何かしらの原因で間違っていた線が濃厚なようです。

このレンズの説明も、ちょっとしときますね

ようやくこのレンズについての説明です。

このレンズは1969年に発表されたトプコン・ユニレックス(TOPCON UNIREX)という一眼レフカメラの標準レンズだったようです。このカメラは入門機という位置づけだったのですが、結構マニアックな作りでファンも多いようです。レンズ自体は、63年に発売された前モデルの UVトプコール53mm F2 とほぼ同じものの、白鏡胴の高級感あるデザインに変更されています(本レンズは50㎜と記載されているが、実際は51㎜ちょいらしいです)。

写りに関しては、前述のBlogでは(以下引用)このレンズもやはりハーフトーンをしっかりと再現してくれるが、色合いはわずかに暖色傾向が見られ、フィルムによっては青い空も時として緑色がかって見えることもある(引用終了)、と記載されています。

また、このレンズは「玉ボケ」に最適なレンズとも紹介されていますので、そちら方面の方も一度トライしてみては如何でしょうか。

写りを見てみよう(実写レビュー)

玉ボケを楽しむ

ど派手に玉ボケでます。周辺部はレモン型になっていきます。

普通に、よく写る

ちょっと、空がぬべーっとしてしまうか。。
素直な良い感じの写りでしょうか

マウント変換について

自作派は本体をゲットせよ

このレンズは上記に記載したように、1969年に発表されたトプコン・ユニレックス(TOPCON UNIREX)という一眼レフカメラの標準レンズだったようです。このマウントの特徴は「絞り機構」が本体側についており他のメーカーのマウントで利用できるようにするには、①カメラ本体から取り外してレンズ側に取り付ける、②好みのメーカーのマウントに合わせる&長さを調整することが必要です。下記の参考情報の「《マウント変換アダプタ自作派の方向け》」欄に、そのような諸先輩方の奮闘記Linkを貼っておきましたのでご参照ください。

私はFマウント改造版をゲット!

私は、某Yオクに出品されていたニコンFマウントに改造したものをゲット。改造にはTOPCON UNIシリーズの一眼レフカメラ本体から部品を流用しなければならないので、改造したものをGETするのがお勧めです。

ニコンFマウントからソニーEマウント(私の愛機α7Ⅳ)に装着する方法は、こちらのページに記載してありますので、ご参照ください。

レンズ情報(スペック)

メーカー:TOPCON(旧、東京光学機械株式会社)
名称/ブランド名:TOPCOR(トプコール)
フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)
焦点距離:50㎜(35mm判換算)
センサーサイズ:フルサイズ
レンズ:4群6枚 ダブルガウス型
絞り:f2~22
絞り羽:5枚
フィルター径:49mm
重さ:150g
最短撮影距:0.6m
マウント:TOPCON UVマウント(本レンズはニコンFマウント改造) 
製造国:日本
生産時期:1969年
相場:(Used)10,000円程度
特技/特記:
備考:TOPCON UVマウントを自作する必要あり(改造済みのものを入手が楽チン)

参考情報

《レビューや解説》

TOPCON CLUB:トプコンよもやま話12~一眼レフ用トプコール標準レンズ

会計士によるバリューアップ クラカメ趣味:一部の方達から「ズミクロン殺し?」と恐れられた「UV TOPCOR 50mm f2」の謎

muuseo:好きです! UV TOPCOR 50mm F2

百獣の買取王カメライオン:made in japan 東京光学のレンズを試してみました!

《マウント変換アダプタ自作派の方向け》

レンズ改造で遊ぶ:UV TOPCOR 50mm f2 をデジタルで使う

nakajima akira’s photobook:UVトプコール50mmF2 で 数点

オールドレンズのブログ:UV TOPCOR 50mm F2.0

コメント

タイトルとURLをコピーしました