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Nikkor 200mm f4(ニッコール)|レビュー&作例

オールドレンズ
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望遠オールドレンズはねらい目!?

このレンズとの出会いは、松屋銀座で行われた「世界の中古カメラ市」に立ち寄った際で、「ジャンクのワゴンコーナー(ジャンク・ワゴン)」に転がっていた、この Nikkor 200mm f4 を見つけたのです。

この「ジャンク・ワゴン」には、カビや傷、ごみだらけのレンズやボディが安価でゴロゴロしており、マニア達は熱心に「掘り出し物」を探すわけです。

私も同様に、目ぼしいレンズをチェックをしていました。その際に発見したのがこのレンズで、レンズをのぞき込んで光学を見てみると、とってもキレイ!!筐体もそこそこキレイでヘリコイドもスムーズに動きます。本体と一体型で伸縮タイプのレンズフードが緩いですが、問題ありません。掘り出し物感満載です。

なんと、ジャンクワゴンで、まったく問題ない状態の良いニッコールを見つけてしまいました。

お値段がですが、、、確か、、800円だったか1500円だったか忘れちゃったのですが、どっちかのお値段。このお値段でキレイなニッコールなら買いですか! ということで連れて帰ってくることにしました。

実は、オールドレンズでは望遠レンズは人気がないらしく、いくつかの店舗では、状態が良いのにジャンクコーナーに並べられていたり、叩き売り状態だったりします。なので、望遠のオールドレンズが我が家に増えていくのでした。。。。


Nikkor 200mm f4 で望遠を味わう

Nikkor 200mm は200㎜望遠の単焦点ということで、やはり遠くのものにどのくらい寄れるのかという写真から入ってみようと思います。

ということで、新宿にある東京都庁の建物で見てみると、200mmだと東京都庁のてっぺん部分にこのくらいよることが出来ます。さすがニッコールです。よく写りますよね~。

また、この記事のTOP画像は都庁の横のビルの高層階を狙った写真です。うん、望遠らしい良い感じで写ります。


望遠 × オールドを味わう

200㎜単焦点のオールド望遠レンズですが、現代レンズのようにモーター等が入っていない分コンパクトです。ぱっと見た目でいうと細長いですよね。

ということで、望遠×オールドレンズという写真を言ってみようと思います。

フレアー&ゴーストの競演です。望遠なのでグッと寄れて背景がボケて、しかもフレアー&ゴーストの主審がバンバン撮れます。写りもニッコール品質で「品のある」絵が撮れます。もうキラキラ輝いて、ファインダー覗いていて楽しい気分にしてくれるレンズです。


コスパ最高!狙うなら今のうち!?

望遠オールドレンズを探してみよう!

ここ数年で、オールドレンズが注目されてきたといいます。人気と比例して中古価格が高騰しているとも言われています。

でも、望遠のオールドレンズについての状況は全く異なるようで、状態の良いものでもジャンクコーナーに置かれて”叩き売り”というのが実態のようです。中古カメラ店にとっては、売れずに場所だけ取る邪魔者扱い。。。なんですね。。

でも、こんなに楽しくてよく写るレンズが、、、なんと1,000円程度で買えてしまうのですから、、なんともお得な話です。

広がるオールドレンズ市場

ここ1年くらいで、オールドレンズが利用できるミラーレスカメラが増えてきました。

もともとは、オリンパスのマイクロフォーサーズ機やSONYのEマウントのαシリーズがフランジバックの関係でオールドレンズの母艦として活躍してきました。

特にSONYのαシリーズでは、TechartのAF化する電子マウントアダプターのおかけで、オールドレンズAF化の中心的な存在だったようです。

しかし!今やNikonもCanonやFujiなど他の主要メーカーのミラーレス一眼でオールドレンズが利用できるようになってきました。AF化する電子マウントアダプターも出てきました。つまり、オールドレンズの利用環境と、利用可能な潜在人口が一気に増加したのです。

そう、オールドレンズを狙う人が増えるのです!!

だから、今のうちにゲットしておくのが良いかもしれませんよ!!


マウント変換アダプター

このレンズをカメラに繋げるマウントは、ニコンFマウントという規格になっています。

このマウントのレンズを、私が利用しているソニーのα7で利用するには、ソニーのEマウントというものに変換しなければなりません。その方法は大きく2種類です。

① 直接変換できるマウント変換アダプター

「ニコンFマウント⇒ソニーEマウント」の変換アダプターを入手する
レンズとカメラの間にこの変換マウントを連結していけば、α7でNIkkorが利用できるようになります。※MF(マニュアルフォーカス)でオールドレンズを利用できます。

②AF化して使うためのマウント変換アダプター

私はこのレンズを下記のように、MF(マニュアルフォーカス)レンズをAF化(オートフォーカス)ができる電子マウントアダプターを利用しています。

「ニコンFマウント⇒ライカMマウント」の変換アダプター
  +
「電子マウントアダプタ ※ライカMマウント⇒ソニーマウント」

上記の2種を入手すると、ニコンFマウントのNikkorレンズをα7で利用できるようになります。
①「レンズ」+②「ニコンFマウント⇒ライカM変換マウント」+③「電子マウントアダプタ」+④「カメラ」の順番でつなげると、ニコンFマウントのNikkorレンズをまるでAFレンズかのように利用できます。オールドレンズをAF(オートフォーカス)で利用したいときは、この方法になります。

※注意:Techartなどの電子マウントアダプタは、500gまでのレンズ利用を推奨していますので、今回のレンズは少々重量オーバー気味です。ですので、一応①の方法を推奨させてください。

この写真のレンズはNIkkor50mmf1.4ですが、レンズを200㎜f4に置き換えれば一緒です。

今回のレンズ情報

メーカー:Nikon
名称: New Nikkor 200mm f4
フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)
焦点距離:200 ㎜(35mm判換算)
センサーサイズ:フルサイズ
レンズ:5郡5枚?
絞り:f4~32
絞り羽:7枚? 
フィルター径:52㎜
重さ:530g?
最短撮影距:2m
マウント:Nikon F
生産国:日本
生産時期:1970年代?
相場:1,000円~2000円程度
特技/特記:
備考:


参考になるページ

muuseo:New Nikkor 200mm F4

コバルトブルーの灯台;レンズの話題 61本目 【New NIKKOR 200mm F4】


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コメント

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