当サイトはGoogleやアフィリエイト広告のバナーやLinkを設置しています。

Helios44M-4 58mm F2(ヘリオス44M4)|レビュー&作例

オールドレンズ
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

派生モデル Helios44M-4 知ってる?

オールドレンズの人気レンズの1つである「Helios44-2」にはいくつかの派生モデルがあり、今回レビューする「 Helios44M-4 」は、以前レビューした「Helios44-2」(※下記のLink)の派生モデルです。因みに、「 Helios44M-4 」も「Helios44-2」と同じく、第2次大戦後に、Carl Zeiss Biotar (カールツァイス ビオター)58mmF2を基にロシアで作られたコピーレンズです。

※ Helios の種類については、まとめたBlogがありましたのでぜひご参照ください。
 オールドレンズカフェ:Hellios(ヘリオス)44シリーズの種類比較

《Helios44-2のレビュー記事はこちら》

Helios44M-4 は何が違うのか?

Helios44-2 と Helios44M-4 は何が違うのかということですが、、下記の3点くらいでしょうか。

① 形(デザイン)が違います(独特のデザインであるHelios44-2と比べて、業務用って感じでのデザインです)。

② Helios44M-4はプリセット絞りではありません(マウントアダプターはピン押しタイプでないと絞り制御ができないらしいです)。

③ 紫のフレアー/ゴーストが少なめ(個体差かもしれません)。

ということで、Heliosが複数種並んでいた場合は、デザインの好みや中古価格でお好きなものを選んでみてはいかがでしょうか。


Helios44M-4 は突然に

Helios44-2はOLDレンズの人気レンズで、私も初期のころに入手して一時夢中になって使っていました。その後、色々なレンズの”独特の写りの違い”に夢中になり、多くのレンズを使ってきました。

そんなある日、たまに私にレンズやカメラを提供してくれるX氏から「贈り物」の段ボールが届きました。中には、この「 Helios44M-4 」が入っており「もう使わないからあげる」とのことでした。ということで感謝感謝で利用させていただくことになった次第です。


写りを見てみよう。

Heliosといえば「ぐるぐるボケ」写真からスタート

ロシアンホワイト!?なフレアー&ゴースト

私の持っているHelios44-2は、白いフレアーの下にパープルのゴーストがガッツリと出るのですが、この Helios44M-4 は、軽く出る程度です。個体差なのかモデル差なのかは不明です。

普通に良いも写真撮れます

「Helios44M-4」は流石OLDレンズの人気レンズ「Helios44-2」の派生レンズだけあって、普通によく写るレンズです。背景が少し絵画チックな独特のボケ方をするので、好みが合う方には特におすすめです。


マウント変換アダプター

このレンズをカメラに繋げるマウントは、M42と呼ばれるマウント規格になっています。このM42マウントを各カメラのマウントに合致させるための「変換マウント」を用意すれば、ミラーレス一眼で利用できるようになります。

このレンズを私が利用しているソニーのα7で利用するには、ソニーのEマウントという規格ものに変換しなければなりません。その方法は大きく2種類です。

① 直接変換できるマウント変換アダプタ

「M42マウント⇒ソニーEマウント」の変換アダプターを入手する
レンズとカメラの間にこの変換マウントを連結すれば、α7でこのレンズが利用できるようになります。※MF(マニュアルフォーカス)でオールドレンズを利用できます。

②AF化して使うためのマウント変換アダプター

私はこのレンズを下記のように、MF(マニュアルフォーカス)レンズをAF化(オートフォーカス)ができる電子マウントアダプターを利用しています。

「M42マウント⇒ライカMマウント」の変換アダプター
  +
「電子マウントアダプタ ※ライカMマウント⇒ソニーマウント」

上記の2種を入手すると、このレンズをα7で利用できるようになります。
①「レンズ」+②「M42マウント⇒ライカM変換マウント」+③「電子マウントアダプタ」+④「カメラ」の順番でつなげると、 まるでAFレンズかのように利用できます。
オールドレンズをAF(オートフォーカス)で利用したいときは、この方法になります。

★マウント変換については、こちらも参考に!★


Helios44M-4 のレンズ情報

メーカー:KMZ(製造)
ブランド名:Helios
名称:Helios44M-4 58mm f2
フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)
焦点距離:58mm(35mm判換算)
センサーサイズ:フルサイズ
レンズ構成:4群5枚
絞り:F2-F16
絞り羽の枚数:8枚 ※タイプにより違いあり?
フィルター径:φ49mm
重さ:448g(44-2の数値)
最短撮影距離:0.5m
マウント:M42
製造国:ロシア(旧ソビエト連邦共和国)
生産時期:1980年代以降?
相場:10,000円~15,000円程度
備考:KMZ・VALDAI・MMZの3工場で製造されていた


参考情報

comloy.net:オールドレンズ ヘリオス(Helios-44M-4 58mm F2)を使うときのマウントアダプターは注意!「RAYQUAL製」が安心

Anon Re:chord:【オールドレンズ】Helios 44M-4 58mm F2 で撮影した 紫陽花 2020【マイクロフォーサーズ】

コメント

  1. […] Helios44M-4 58mm F2(ヘリオス44M4) […]

タイトルとURLをコピーしました