今回はAstrHori XH-2という、露出計をご紹介してみたいと思います。この2024年09月に発売されたばかりの露出計は、可愛くでコンパクトな形状なので「オールドカメラ」によく似合います。USB-Cで充電できるのも嬉しいところです。実は発売当初にE&Iクリエイション株式会社(2ndfocus)さんからレビュー用にお借りして、そのまま購入しちゃったお気に入りの逸品です。ということで、さっそく見ていきましょう!
※この露出計は、「AstrHori(アストロリ)」の輸入代理店である「2ndfocus」さんからレビュー用に貸し出していただいて書いています。そして、今回は貸し出していただいたものを、そのまま購入させて頂いちゃいました! 貸与に当たっては、レビューに内容に関する指示などは一切なく「ぜひ楽しんでください」とのみメッセージを頂いています。ということで、いつものように、このレンズをガッツリ楽しみながらレビューを書かせていただきました。
”完全機械式”のオールドフィルムカメラのお供に!
ファッションショーから始めてみよう
私が所有しているオールドカメラ(フィルムカメラ)は、”完全機械式”のモノが多いので、外付けの露出計が必須だったりします(スマホアプリも併用してます)。
では、私の自慢のオールドカメラ達にXH-2を装着してのファッションショーと洒落こんでみましょう!!



(注意)バルナックライカは、シャッタースピードのダイヤルに干渉してしまいます。。


露出計内臓のオールドカメラのお守りとして


小西六 Konica Pearl II の必需品!?
実は、このXH-2を購入しようと決心したのは、小西六 Konica Pearl IIに「ぴったり」のデザインだったからです。コールドシューの設置場所の関係で、私が持っていた他の露出計(TTMATERⅡ)が装着できなかったのですが、XH-2はピッタリのサイズなのです。下記の写真をご覧ください。まるで専用の露出計のようです。

AstrHori XH-2について
この露出計も、他の製品と同様に2色のカラーバリエーションが用意されていますので、利用するカメラに合わせて選べますね!私は銀色のオールドカメラが多いので、迷わずシルバーをチョイスしました。




開封の儀
XH-2はコンパクトな箱に入っています。箱の中にはXH-2本体とUSBケーブル(充電用)と取扱説明書/保証書が入っています。
本体を手にすると、小ささから想像するより、少し”ずっしり”した重みを感じます。説明書を見てみると「真鍮製」って記載されていますね。製品の出来の良さと相まって、ちょっと高級感アップです。






使い方を覚えよう
次に、使い方について見ていきましょう。
HX-2は、後ろについている「ファンクションボタン」とクルクル回す「調整ダイヤル」の2カ所を駆使して、露出計の設定のセット~露出の測定など、ほぼすべての設定を行います。
使い方は、
①後ろの「ファンクションボタン」を押すと電源ONです。
②次に利用するフィルムのISO感度を露出計にセットします。設定方法は「ファンクションボタン」を2回押して(2回目は1秒の長押し)ISOの数字の箇所に▶マークが写ったら「調整ダイヤル」を利用してISO感度を選択できます。
③次は撮影モードの選択を行います、設定できるのは、「絞り優先(S)」「シャッタースピード優先(T)」の2種類。「ファンクションボタン」をダブルクリックで切り替わります。▶マークが1/XXの箇所に来ていれば「シャッタースピード優先(T)」、F1~F32の表示の箇所にに来ていれば「絞り優先(S)」モードになっていますので、「調整ダイヤル」を左右に回し、数値を設定してください。
④上記の設定が完了したら、「ファンクションボタン」をクリックすると測光が開始されます。また「ファンクションボタン」を0.5秒長押しで「リアルタイム測光」も出来ます。※リアルタイム測光を多用すると、充電が直ぐに無くなってしまうっぽいので要注意です。
《他の露出計たち》
これ以外に、私が利用している露出計をちょっとご紹介。


今回のHX-2を購入するまでは、TTArtisanのTTMATERⅡをメインで使っていました。またLeicaM4には、M型ライカ専用のMCメータを利用しています。





スペック等
メーカー/製品名 | AstrHori XH-2 |
受光素子 | シリコンフォトダイオード |
測光モード | 平均測光 |
受光角 | 約30度(反射光式) |
測光範囲(ISO 100) | EV1(1秒 F1.0)~EV22(1/4,000秒 F32) |
ISO感度設定範囲 | ISO 5~ISO 6400(1/3段刻み) |
シャッター速度設定範囲 | 30秒~1/8,000秒(1/3段刻み) |
絞り設定範囲 | F1~F32(1/3段刻み) |
ディスプレイ | 0.66インチ有機EL |
バッテリー | 内蔵80mAh リチウムイオン充電池 |
持続時間 | 連続使用で約10時間 |
充電時間 | 約30分 |
外形寸法 | 約43×27×23mm |
質量 | 約62g |
素材 | 真鍮 |
カラー | ブラック、シルバー |
価格 | 1万4,500円(発売時) |
発売時期 | 2024年9月 |
製造 | 中国 |
付属品 | USB Type-C – USB Type-Aケーブル |
参考情報
記憶カメラ:有機ELディスプレイのモダンなアストロリの単体露出計〈AstrHori XH-2〉を、まずはちょっと試してみた。
Koji Nakagawa Visuals:フィルム カメラが進化!Aモード、Tモードが実現できる露出計「AstrHori XH-2」の仕様紹介と作例付きレビュー
PHOTOWALK:外付けファインダーみたいな小さな露出計「AstrHori XH-2」使用レビュー
日常にカメラを:【フィルムカメラ】小さいのに十分すぎる露出計!AstrHori[XH-2]を紹介
あきひろアウトドアチャンネル(YouTube):【AstrHori XH-2】コニカIIIA 作例あり
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