今回は「はじめてのオールドレンズ入門」的に、新しくデジタル一眼やミラーレス一眼カメラ を始めた方や、既に利用してるけど「オールドレンズ」に興味が出てきた!なんて人におススメのオールドレンズを紹介してみたいと思います。
初めてのオールドレンズ、おススメ3本!!!
おススメ① 魅力が詰まった人気モノ!
ということで、初めてのオールドレンズ 選びをする方に向けておススメを記載してみたいと思います。
まず、最初におススメするのが、PENTAX の Takumar (タクマー)と呼ばれるレンズです。このレンズは多くのサイトや書籍などで「オールドレンズ最初の1本」的な紹介のされ方をしている人気レンズです。
人気の理由は、①オールドレンズの楽しみ(効果)がてんこ盛り!、②コスパ最高!(リーズナブルな価格帯)、③多く流通している、といったところでしょうか。
そのTakumarの中でも人気なのが、価格が安く多く流通している「55mm f1.8」 と。少し値段が高くなるものの f1.4という明るい大口径レンズの「50㎜ f1.4」です。では、それぞれについて見ていきましょう。
この Takumar は人気のレンズで、多くのバリエーションがありますので、自分の好みに合ったタイプを選んでみたり、各タイプを揃えてみるのもおススメですよ!
①-1:PENTAX Takumar 50mm f1.4



まず「50㎜ f1.4」という明るい大口径レンズの方について見ていきます。詳しくは下記のLink先に記載してありますが、とにかく良く写るレンズです。f1.4という大口径レンズですので、ボケっぷりも最高です。「50㎜ f1.4」は「8枚玉」と呼ばれる、レンズが8枚入ってるものが希少で高価です。
また、このレンズは綺麗な「ゆるふわ虹ゴースト」が出ることでも人気です.。オールドレンズコレクションの1本として持っておきたいレンズですね!


①-2:PENTAX Takumar 55mm f1.8



次はTakumarの普及版的な存在の「55㎜ f1.8」です。こちらは流通量も多く価格も安いので、オールドレンズを試してみたい人の「最初の1本」として特におススメです。
安い普及版的な連zうといって侮るなかれ、この「55㎜ f1.8」は、ホントに良く写るレンズです。しかも、オールドレンズの写りで人気の、綺麗な環状の虹ゴーストが簡単に出せたり、玉ボケも綺麗に出たりするので、お手軽だけど満足度が高いレンズではないでしょうか。
こちらのレンズも、ベストセラーレンズだったため、多くのタイプがありますので、自分の好みに合った1本を探してみてはどうでしょうか。
注意点としては、この時代のレンズは、個体差が結構ありますので同じタイプのレンズでも写りが微妙に違うことが多々ありますので、実際に写りを見ながらお気に入りの1本を探してみるのも楽しいですよ。
おススメ② グルグルボケならコレ!
オールドレンズで人気の効果(写りの特徴)のひとつに「グルグルボケ」という、背景がグルグル回っているように映る効果ががあります。
ここで紹介するのは、グルグルボケの代表選手のような「Helios(ヘリオス)」というロシア製のレンズです。このHeliosシリーズもベストセラーレンズで、多くのタイプが存在しますので、色々使ってみながらお気に入りの1本を探してみてはいかがでしょうか。
因みに、このHeliosは、ドイツの光学メーカーの雄「Zeiss」の名玉BIOTAR f2.0のコピーレンズということで写りも良いですよ。
②-1:Helios 44-2 58mm f2
Heliosで一番流通しているのが、この「Helios 44-2 58mm f2」です。独特のデザインが可愛いですよね。また、グルグルボケだけでなく、下記のように「絵画チック」な写りも楽しいレンズです。





②-2:Helios 44M-4 58mm f2
Heliosにも派生型がいくつかあるのですが「Helios 44M-4 58mm f2」もその一つです。レンズの筺体デザインがちょっと武骨ですね。。。 因みに、私が持っている「Helios 44M-4 58mm f2」は豪快なグルグルボケが超楽しいです!





おススメ③ バブルボケならこの1本!
次は、オールドレンズの効果でも、これまた人気のジャンル「バブルボケ」がジャンジャン写せるオールドレンズのご紹介です。
③-1:FUJINON 55mm f2.2
FUJIFILMのレンズブランド「FUJINON」のオールドレンズに、バブルボケがジャンジャン写せる優れものがあります。それが「FUJINON 55mm f2.2」です。このレンズは超低価格ラインのレンズとして世に送り出させましたが、そのせいで下記の写真のようなバブルボケがいっぱい出せるレンズになってしまいました。当時はあまり人気の良くないレンズだったのですが、ミラーレス一眼でオールドレンズを使うようになり大ブレークです。レンズの筺体がプラスチック製の為、ひび割れ(クラック)が何本も入り分解してしまうレンズもありますので、ご購入の際はレンズのカビや曇りだけでなく筺体のチェックもお忘れなく!
※上記のような、オールドレンズ特有の写りの「効果」は、そのレンズ構成によるものが大きいかと思います。ですので、同じメーカーやシリーズのレンズでも、焦点距離やF値の違うレンズではレンズ構成が異なり、それらの効果が出せないことが多いので、得たい効果に合わせてレンズを選んでみてくださいね。



変化球3+1本(他の人とちょっと違うレンズ使いたい人へ)
ここから先は、私のおススメレンズ達です。それぞれについてのコメントは、時間を見つけて追記していきますね!
変化球① 芸達者で和の写りを堪能!
変化球①-1:CANON 50mm f1.4Ⅱ





変化球② 昔の専門誌でべた褒め!
変化球②-1:TOPCON Re Auto Topcor 58mm f1.4





変化球③ 初期ニッコールの魅力を堪能!
変化球③-1:NIKON NIKKOR-S.C(S)50㎜ f1.4





変化球③-2:NIKKOR-H・C 5cm f2.0(L39)





(特別枠) F0.95の衝撃!!(オールドレンズでは無いけど)
(特別枠):TTArtisan 50mm f0.95 ASPH



オールドレンズの楽しみ方 & AF(オートフォーカス)化へ!
下記も併せてご覧くださいませ! 実は「電子マウント変換アダプター」というものを使えば、オールドレンズをミラーレス一眼カメラでAF(オートフォーカス)化して使うことも出来ちゃいますよ!!!これは画期的なアイデア商品というか、もう発明です!※詳しくは下記の記事にて!
さあ、オールドレンズ沼で!!!!
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