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AUTO- TAKUMAR 55mm F2(タクマー55mmf2)(レビュー&作例)

オールドレンズ
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TAKUMAR 55mm F2 と私の10分間。

今回は、私とこのレンズ「 AUTO-TAKUMAR 55mm F2 」との出会いからスタートしてみます。

ある日の夕方の事です。仕事帰りに会社の近所にある某カメラ屋さんに寄ってみたところ、ジャンクレンズのショーケースの一番端っこに、ひときわ安い値段で売られていたのがこのレンズなのです。

ということで、レンズを見せて頂いたところ、、「超カビ玉」ですね。。。普段なら失礼しました。。と、さよならするのですが、、、何故かこのレンズには惹かれるのです。

ということで、連れて帰ろうか悩む時間の始まりました。

ここまでの「超カビ玉」は初めてですので、急いでスマホで事前リサーチです。リサーチ項目は「①分解が出来るのか」と、「②写りや評判はどうか」という点についてダッシュで検索です。

リサーチ結果は、①については何人かが分解清掃をされているBlogを発見。難易度は低そうです。②については「写りが良い」とみなさん記載されています。何やら富岡光学製との疑惑!?まであるそうです。

ということで、店頭で悩むこと10分あまり。意を決してお持ち帰り決定です!


バラす為の神設計か!?

さて「 AUTO-TAKUMAR 55mm F2 」くんの分解清掃です。諸先輩方の指南Blogを頼りに、サクサク分解清掃を行いましょう。

まずは、丸ゴムで「銘板」外して、カニ目で「前玉ユニット」を外します。絞りやらヘリコイドを外すことなく、スポッと前玉ユニットが簡単に外れるのが好感度高いです。次に「前玉ユニット」もカニ目でスルスルと外して前玉のレンズをキレイに清掃です。カビによるコーティングへの影響もなくキレイになりました。

次はレンズをひっくり返して、後ろから「後玉ユニット」にアプローチです。こちらもカニ目を使ってくるくると回せば、何の苦も無く後玉が外れますので、サクッとレンズ清掃です。こちらもカビや汚れは一瞬でキレイになりました。

そして、逆手順でくみ上げて清掃作業の完了です。あら簡単。もう、ホント簡単に作業が終わりました。今までで一番簡単だったのではないでしょうか。

分解「神」設計ですね!これ。


よく写る、ゴキゲンなレンズ!

さて、富岡製ではないか!?疑惑のある「 AUTO-TAKUMAR 55mm F2 」くんで撮影してみましょう。


マウント変換アダプター

このレンズをカメラに繋げるマウントは、M42と呼ばれるマウント規格になっています。このM42マウントを各カメラのマウントに合致させるための「変換マウント」を用意すれば、ミラーレス一眼で利用できるようになります。

このレンズを私が利用しているソニーのα7で利用するには、ソニーのEマウントという規格ものに変換しなければなりません。その方法は大きく2種類です。

① 直接変換できるマウント変換アダプタ

「M42マウント⇒ソニーEマウント」の変換アダプターを入手する
レンズとカメラの間にこの変換マウントを連結すれば、α7でこのレンズが利用できるようになります。※MF(マニュアルフォーカス)でオールドレンズを利用できます。

②AF化して使うためのマウント変換アダプター

私はこのレンズを下記のように、MF(マニュアルフォーカス)レンズをAF化(オートフォーカス)ができる電子マウントアダプターを利用しています。

「M42マウント⇒ライカMマウント」の変換アダプター
  +
「電子マウントアダプタ ※ライカMマウント⇒ソニーマウント」

上記の2種を入手すると、このレンズをα7で利用できるようになります。
①「レンズ」+②「M42マウント⇒ライカM変換マウント」+③「電子マウントアダプタ」+④「カメラ」の順番でつなげると、 まるでAFレンズかのように利用できます。
オールドレンズをAF(オートフォーカス)で利用したいときは、この方法になります。

★マウント変換については、こちらも参考に!★


今回のレンズ情報

メーカー:旭光学製
名称/ブランド名:AUTO-TAKUMAR
フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)
焦点距離:55㎜(35mm判換算)
センサーサイズ:フルサイズ
レンズ:5群6枚(ダブルガウスタイプ)
絞り:F2~F22
絞り羽:10枚
フィルター径:φ46mm
重さ:172g
最短撮影距:55cm
マウント:L39マウント(ライカL/ライカスクリュー マウントとも言う)
製造国:日本
生産時期:1959年
相場:(Used)1000~6000円程度 ※2,000円で購入(ジャンク品)
特技/特記:富岡光学製との噂も!?
備考:


参考になるページ

古レンズの風に吹かれて:AUTO-TAKUMAR 55mm F2

古レンズの風に吹かれて:AUTO-TAKUMAR 55mmF2(前期型)

nakajima akira’s photobook:オートタクマー 55mm F2 の 写り

Tokyo Walker:Auto-TAKUMAR 55mmF2 対 Auto YASHINON 5cmF2

わんことカメラ:「おーっ」Auto-Takumar2/55はSuper Takumarと造りの質が違うのは何故!

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