Nikkor-S Auto 58mm F1.4 について
この、 Nikkor-S Auto 58mm F1.4 は、1960年に発売されたニコンF用の初めてのF1.4レンズです。
当時の技術ではF1.4を達成するために、焦点距離を8mm伸ばしたことで、5.8cmという表示になりました。1962年にNikkor-S Auto 50mm F1.4が発売されたことで、生産を終えました。
※今回は趣向を変えて、上記レンズの説明をマイクロソフトのBingチャットのAIに説明してもらってみました。
一眼レフ黎明期の大口径レンズ
このレンズは、もうかれこれ60年以上前のレンズです。この時代は一眼レフ黎明期で、日本のカメラメーカーが試行錯誤しながら大口径レンズに挑戦していた時期でもあるようで、癖（味）のある写りのレンズが多い気がします。
この Nikkor-S Auto 58mm F1.4 もNikkorらしからぬ・・・ふわふわ系の写りをするレンズです。とはいえ、絞っていくとビシッとキレのある写りになります。流石はニッコールです。
Nikkor-S Auto 58mm F1.4 を楽しもう！
もう私は、このレンズ独特のふわふわなボケっぷりにゾッコンです。
（何やら独特の雰囲気を持ちながら、鮮やかに写る）
プロカメラマンのお勧めレンズ
この ニッコール58mmf1.8 も、、、先日、新宿マルイ 本館 で開催されていた「35mm判オールドレンズの最高峰（4）オールドレンズの始祖 50mm F3.5標準レンズ 出版記念写真展」の会場で、オールドレンズで有名なカメラマンの上野さんからお勧め頂いたレンズのうちの1本です。このことについては下記に詳しく記載しましたので併せてご覧くださいませ。
マウント変換アダプター
このレンズをカメラに繋げるマウントは、ニコンFマウントという規格になっています。
このマウントのレンズを、私が利用しているソニーのα7で利用するには、ソニーのEマウントというものに変換しなければなりません。その方法は大きく2種類です。
① 直接変換できるマウント変換アダプター
「ニコンFマウント⇒ソニーEマウント」の変換アダプターを入手する
レンズとカメラの間にこの変換マウントを連結していけば、α７でNIkkorが利用できるようになります。※MF（マニュアルフォーカス）でオールドレンズを利用できます。
②AF化して使うためのマウント変換アダプター
私はこのレンズを下記のように、MF（マニュアルフォーカス）レンズをAF（オートフォーカス）化ができる電子マウントアダプターを用いて利用しています。
「ニコンFマウント⇒ライカMマウント」の変換アダプター
＋
「AF化用のマウント変換アダプタ ※ライカMマウント⇒ソニーマウント」
上記の2種を入手すると、ニコンFマウントのNikkorレンズをα7で利用できるようになります。
①「レンズ」＋②「ニコンFマウント⇒ライカM変換マウント」＋③「電子マウントアダプタ」＋④「カメラ」の順番でつなげると、ニコンFマウントのNikkorレンズをまるでAFレンズかのように利用できます。オールドレンズをAF（オートフォーカス）で利用したいときは、この方法になります。
マント変換アダプター等については、こちらもご参照を。
今回のレンズ情報
メーカー：Nikon
名称／ブランド名：Nikkor-S Auto 58mm F1.4
フォーカス：MF（マニュアルフォーカス）
焦点距離：58㎜（35mm判換算）
センサーサイズ：フルサイズ
レンズ：6群7枚 ※一般的なガウスタイプのレンズの前側に凸レンズをつけたような構成
絞り：f1.4～16
絞り羽：6枚
フィルター径：52mm
重さ：356g
最短撮影距：0.6m
マウント：NIkon-Fマウント
製造国：日本
生産時期：1960年3月～1962年3月
相場：（Used）1,5000～2,5000円程度
特技／特記：
備考：
参考になるページ
ニッコール千夜一夜物語：第四十夜 Nikkor-S Auto 5.8cm F1.4
伊藤浩一のモバイル＋モビリティライフ応援団：【レンズ沼296本目】ニコンF用初のF1.4レンズ、NIKKOR-S Auto 5.8cm F1.4のオールドレンズの風格を楽しむ
カメラが欲しい、レンズが欲しい、あれもこれも欲しい：10月のフィルム写真ーNikkor-S Auto 5.8cm f1.4
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コメント
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