とうとう届いた周ノクチ!
2023年11月15日に、「第3回上野クラシックカメラ博」の焦点工房さんのブースで試しに覗いて、そのまま予約注文を入れてから約3か月(予約開始日のAMに予約!)。
早ければ年内(多分無理)、から来春くらいを目処にデリバリーが開始されるとお伺いしていたのですが、年内は当然無理で2月に入ったある日、X(旧Twitter)に「周ノクチが到着」した猛者が現れました!この方も同じ日に予約を入れたということなので、私にも届くかな!!って、ワクワクしながら待っていたのですが、一向に「レンズ到着しました!」連絡が来ません。
そんな中、オールドレンズで活躍されているプロのカメラマンの方々も次々に「周ノクチ届きました」との報告をX(旧Twitter)でされはじめました。
でも、まだ私のところには連絡もない。。。
なんて、悶々とし始めていたある日、焦点工房さんからメッセージが届きました!そうです「周ノクチ」の入荷連絡です!!!
しかも、入荷しているものからロットナンバーを選ばせてくれるというではありませんか!!嬉しすぎます。ということで「ラッキー7」がいっぱいついているナンバーを選ばせていただきました!どうかラッキーなことがありますように。
周ノクチ、開封の儀!
ということで、早速残金の決済をすませて焦点工房さんへ決済完了の連絡をします(周ノクチは注文時に前金として5万円を支払い、商品が入荷した時点で残金を払いゲットするのです)。
すると翌日に「焦点工房」さんから発送、翌々日に我が家に「周ノクチ」が到着です!!
※この日は平日だったので、当然仕事がありますので、仕事から帰ってきた夜中に感動のご対面となりました。
焦点工房さん、いつもお世話になります。ありがとうございます!!!
では、嬉しい嬉しい、開封の儀と行きましょう。
茶色い段ボール箱を開けると、緩衝材の中に”いつもの「Light Lens Lab」さんお馴染みの白い四角いの”箱”が入ってっています。そして、少し小さめの箱がふたつ付いています。因みに、この小さな箱は「フード(UVフィルター内蔵)」、そして「ND4減光フィルター(E49)」が入っていましたよ。
白い四角い箱を開けると、レンズポーチに入った周ノクチ(フロント、リアキャップ付き)と説明書関連の書類。付属の小箱にフード(UVフィルター内蔵)、ND4減光フィルター(E49)が入っています。
同梱物を見てみよう
①巨大なフード(UVフィルター込み)
本体以外についていた小箱の大きい方を開けると、周ノクチ用の巨大なフードが目の前に現れてきます。なんと、このフードにはUVフィルターが組み込まれているようです。
因みに、この巨大なフードは、本家の「ライカフード 12503 (ノクチ50mm F1.2)」を復刻したものみたいですね。フードに「12503」と刻印されています。
②ND4のフィルター
次に、小さな方の箱を開けると、中には「ND4減光フィルター(E49)」が入っています。これは嬉しいですよね。
f1.2という大口径レンズなので、日中に絞りを開けて撮影するにはNDフィルターが必須なんですよね。
因みに、この「周ノクチ」はフィルター径が49mmなので、他にも手持ちのPLフィルターや可変NDフィルターが使えそうです。
③前後キャップ
前後キャップは、お馴染みの「LIGHT」LIGHT LENS LAB 」のロゴ入りのものです。周八枚と違い、マットな手触りの良いブラック塗装がされています。もちろん共に金属製です。私は、実用で持ち歩く際は安物のプラ製に付け替えています(小心者なので傷付くのが怖い ※レンズキャップ自体の傷もさることながら、一緒にカメラバックに入れるカメラやレンズに傷付けちゃわないように)。
④ポーチ
LIGHT LENS LAB の白い四角い箱を開けると、真ん中にでん!と配置されているのが、ベージュのレンズポーチです。周八枚とは色違いですね。コレは普段使うことは全くないので、箱に入れて、そっと保管しておきますね!
レンズの観察
オレンジに光り輝く前玉に吸い込まれそう。
周ノクチのレンズコーティングはオレンジ系ですね。光を当てると魅惑的に、そして官能的に輝きます。コレだけでもずっと見ていられますよ!!
フィルター径は汎用性高い49mmなのは嬉しい!
このレンズ、実はフルサイズ対応のf1.2という大口径レンズなのに、フィルター径は49㎜と大きくないのです。前玉が大きいのが好きな私はちょっとがっかりしたものの、この49㎜は汎用性が高くて助かったりもします。PLや可変NDなど多くのフィルターが流用できるからです。
今度可変NDでも付けてみようかな。
アルミ製は軽い!
また、私が選んだ「ブラックアルマイト(アルミ製の黒)」は、他の素材よりもグッと軽いのも大きな魅力です!500gよりも軽いため、電子マウントアダプターの利用もオッケーです!!※下記参照(使えないものもありましたので要注意を!!)
写りを見てみよう
※当記事の写真は、Blogの表示速度の関係で画素数落としてます
では、周ノクチの写りを見ていきましょう。なかなか個性の強いレンズなので最初は恐る恐る探りながら撮影していく感じでした。因みに、この記事の写真はすべて周ノクチに付属のND4のフィルター付けて撮影しています。
最初のテストショットから
荒川の河川敷にて「エモい写真」へ
銀座の街角スナップでも
東京国際フォーラムへ行ってみた
お待たせ!特殊効果編(フレアー、ゴースト、グルグル)
マウント変換アダプター(ソニーEマウントへ)
周ノクチこと「LIGHT LENS LAB M NOCTILUCENT 50mm f/1.2 ASPH.」は、ライカMマウントです。ですので、ミラーレス一眼で利用する際はそれぞれの本体のメーカー(&レンズのマウント)に合致した「マウント変換アダプター」を利用します。
周ノクチは、当然M型Leicaでそのまま装着できます。
私はソニーのα7Ⅳを利用していますので、ソニーEマウントへの変換が必要になりますので、その方法を下記に記載しておきます。
MF(マニュアル・フォーカス)撮影なら、ヘリコイド付きアダプターがお勧め
AF撮影が可能になる「電子マウントアダプター」は注意が必要!!
フォトディオックスのLM‐SNE-PRNⅡは無事に装着出来ました。
しかし、TechartのLM-EA9はレンズが干渉して装着出来ません!!
可変NDフィルターもおススメです。
大口径レンズをミラーレスで利用するには、可変NDフィルターがおススメです。この周ノクチにはND4が付いているのですが、レンズ特性をフルに活かして解放f1.2でガンガン撮影するには1枚持っておくと重宝します。
また、可変NDフィルターを他のレンズでも利用したい方には、少しフィルター径が大きめの可変NDフィルター+ステップアップリングのセット利用がおススメです。周ノクチで利用するには、ステップアップリングの[49-52㎜]+[52-55㎜]+[可変NDフィルター(55mm)]のような使い方が出来ます。当然フィルター径52㎜のレンズにも[52-55㎜]+[可変NDフィルター(55mm)]として利用可能です。
スペック
メーカー | LIGHT LENS LAB(ライトレンズラボ) |
名称/ブランド名 | M NOCTILUCENT 50mm f/1.2 ASPH. |
フォーカス | MF(マニュアルフォーカス) |
焦点距離 | 50㎜(35mm判換算) |
センサーサイズ | フルサイズに対応 |
レンズ | 4群6枚(ダブルガウスタイプ) |
絞り | F1.2-F16 |
絞り羽 | 15枚 |
フィルター径 | 49mm |
重さ | 460g(アルミモデル) |
最短撮影距 | 1m |
マウント | ライカMマウント |
製造国 | 中国 |
生産時期 | 2023年 |
相場 | (予約)50,000円が予約金 総額は349,200円から。 |
特技/特記 | 付属品:フード、UVフィルター、減光フィルター(ND4)、レンズポーチ、フロント/リアキャップ |
備考 | 焦点工房オンラインからの予約注文 |
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