富岡ブランドを求めて
今回紹介する”このレンズ”も、オールドレンズ沼の住人に大人気の、あの ”伝説のブランド”「富岡光学 製」です。
富岡光学は、かつてCarl Zeissブランドのレンズの生産を請け負っていた技術力の高い会社(現・京セラ)で、いろいろなメーカーのレンズをOEM生産していました。
今回のレンズは、私がオールドレンズ沼に ”少し” 浸かりだした頃に「富岡光学のレンズをゲットすべし!」とのアドバイスで探してGETしました。そうなのです。実はYASHIKAのレンズを探していたのではなく、富岡光学製のレンズであるYASHINONを探していたのでした。
富岡光学について(今回は、こちらのBlogから引用させていただきます)
富岡光学と言えば後にYASHICAがCONTAXブランドでカメラを製造を始めた時代にCarl Zeissブランドのレンズの生産を請け負った伝説のメーカーで、同社にはZeissも認める高い技術力がありました。
このレンズについて
このレンズは1969年に発売されたYashica TL Electroという一眼レフカメラの交換レンズとして供給されたとのこと。また、YashicaがCarl Zeissのレンズを作りはじめる少し前に作られたレンズらしいです。Yashica にはZeissも認める高い技術力があったという事ですね。
写りを見てみよう(実写レビュー)
ガッツリ虹ゴースト
このレンズ、フレアー&虹ゴーストが出まくりです。しかも、写りも良いのでオールドレンズの美味しいところ満載って感じでしょうか。
イイ感じのボケ具合
背景のボケ具合もいい感じで、玉ボケも結構楽しめます。
解像も良いですね
ちょっと絞ればガリっと解像しますし、解放とか一段絞れば、きれいにピント部分が解像してくれますのでキレ良く楽しめます。
マウント変換(M42マウント)
このレンズのマウントはM42マウント(スクリュー型)です。このM42マウントのレンズを、私の愛機であるα7Ⅳに付けて写真を撮るには、マウントをM42マウント→Eマウント(NEXと記載されているものも多い)に変換せねばなりません。このマウント変換の方法をはこちらのページに記載していますので、ぜひご覧いただければと思います。
レンズ情報
メーカー:YASHIKA
名称/ブランド名:AUTO YASHINON DS-M 50mm f1.7
フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)
焦点距離:50㎜(35mm判換算)
センサーサイズ:フルサイズ
レンズ:5群 6枚(拡張ガウスタイプ)
絞り:f1.7~f16
絞り羽:6枚
フィルター径:52mm
重さ:218g
最短撮影距:0.5m
マウント:M42マウント
製造国:日本
生産時期:1969年
相場:(Used)5,000~8,000円程度
特技/特記:
備考:富岡光学製
参考情報
このレンズの参考情報
shasha(カメラのキタムラ):【オールドレンズ】どこかトイカメラ的な写りをするレンズ!ジャンクコーナーで見つけた「YASHICA AUTO YASINON-DS 50mm F1.7」
出品者のひとりごと・・・:〓 YASHICA (ヤシカ) AUTO YASHINON DS-M 50mm/f1.7《富岡光学製》(M42)
出品者のひとりごと・・・:◎ YASHICA (ヤシカ) AUTO YASHINON DS-M 50mm/f1.7《富岡光学製》(M42)
収差LOVE:【標準】YASHICA AUTO YASHINON-DS 50mm F1.7 レビュー
M42 Mount Spiral:Yashica Auto Yashinon DS-M 50mm F1.7 vs Makina Optical Co. Auto Makinon 50mm F1.7
コメント