当サイトはGoogleやアフィリエイト広告のバナーやLinkを設置しています。

超ストイックなマクロレンズ。SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art(レビュー&作例)

シグマ
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

AFのマクロレンズが欲しくなる

カメラ沼、レンズ沼にハマると「マクロレンズ」の誘惑に駆られるタイミングが何回かあるのではないでしょうか?※因みに誘惑に駆られるはフランス語で「être tenté」とGoogle先生が突然教えてくれましたのでみなさんにもおすそ分け。

話を戻しましょう。私も例にもれず「マクロ欲しい欲しい期」に到達し、マクロレンズを物色することになります。最初はオールドレンズでマクロレンズをゲットしました。この時は「ロッコールならコレを買うべき!」と紹介されていたレンズでした。その際に感じたのは「マクロレンズってキレが良い」でした。

それから半年以上経って、マクロで神レンズと噂のGレンズ(ちと高級なレンズ群)の90㎜マクロの作例を見て、衝撃が走りました。「やべええ、こんな写真が撮れる世界があるのか」と。

FE 90mm F2.8 Macro G OSSの作例

ということで、お値段を調べてみたわけですが、、、お値段高め。という訳で興味はSIGMAのArtレンズへと向かうのでした。

SIGMAのArtラインには2本のマクロレンズがある

我らがSIGMAには、高画質なArtライン(グレード)があります。そのArtラインには70㎜と105㎜という2本のマクロレンズがラインナップされています。

お値段も焦点距離も70㎜の方が現実味がある!?のですが、3点ほど気になる点があります。①基本設計が古い(カミソリのような切れ味のマクロと言われた先代のレンズ設計を引継ぎ、リニューアルされた)、②ゆえにミラーレス専用設計ではない、③ピントリングを回すと、、、ニョキニョキと先端から細い管が出てくる見た目。。(これがカッコ悪い)、、、、

ということで、①ミラーレス専用の新しい設計、②先端が伸びない、105㎜の方をチョイスすることになりました(ちょっと高いんですが、楽天スーパーセール時に溜まっていたポイントを大放出して穴埋めです)。

シグマ 105mm F2.8 DGDN MACRO Eマウント用

シグマ 105mm F2.8 DGDN MACRO Eマウント用

84,150円(11/23 00:13時点)
Amazonの情報を掲載しています

105mm F2.8 DG DN MACRO | Art について

このレンズはSIGMAの新しい設計のDG DNシリーズです。DG DNシリーズの特徴は①ミラーレス専用設計、②カメラ側での収差補正機能では対処できない軸上色収差を重点的に補正することにより、繊細な描写と色にじみのないクリアな画質の両立を目指しています。

要は今までのDG HMSシリーズではレンズで収差を出来る限り補正していた為、レンズが大きくなっていたものを、今回のDG DN シリーズではカメラ本体の補正機能を使いことによって、レンズによる補正の負担を軽減して、その分レンズを小さく・軽くすることに成功したということのようです。

これは嬉しい、レンズの切り替えスイッチ類

ARTシリーズは、下記⓸の絞りリングがレンズについているので、カメラ本体で絞りを変えなくてよいのが嬉しいです。また、嬉しいスイッチが色々です。防塵防滴構造なのも嬉しいとことですね。流石SIGMAのARTシリーズです。

SIGMA製品ページより引用

マクロレンズのAFは、アシストと考えよう

マクロのAFレンズを使って最初に感じたことは「AF遅っ!!」でした。故障か!?と思って調べてみたのですが、どうやらマクロレンズのAFは遅いものらしいです。因みに70㎜のカミソリマクロのAFも鈍速らしいです。まあ、マクロで近寄って超シビアにピント合わせていくのですから、AFはアシストで使うって考えれば、それで十分なのかもしれませんね。

写りを見てみよう(実写レビュー)

あぁ、素晴らしいボケっぷりです。

このマクロレンズをゲットしてから、新宿御苑に試し撮りにいってみました。ボケ方のあまりの美しさに見とれてしまいました。マクロレンズだとF値ってf2.8でも十分すぎるほど明るいんですよね。因みに絞りをA(オート)にすると、大体f4くらいに設定されるようです。

水滴ワールドが楽しい!

メジロさんこんにちは。

いつものように新宿御苑に撮影にいくと、1本の桜の木にカメラを持った人だかりです。よく見ると数羽のメジロくんが飛び回っております。ということで私も撮影してみました。3月のことです。

このマクロレンズはAFが遅いので、鳥の撮影には向いていなさそうなのですが、なんとか無事に撮れていたようです。隣で超高速連射しているおじさんたちがいっぱいのなか、ちょっと遅めで連射して撮影してました。カメラがα7Ⅳなので鳥瞳AF機能でガンガン瞳に合わせてくれるが嬉しいです。

因みに、この日はあいにくの曇り空だったので暗めの写真だったのですが、現像時にちょっと整えてみました。

やっぱりボケっぷり最高!

ブツ撮りもイケる!

今回のレンズ情報

メーカーSIGMA
名称/ブランド名105mm F2.8 DG DN MACRO | Art 
フォーカスAF(オートフォーカス)
焦点距離105㎜(35mm判換算)
センサーサイズフルサイズに対応
レンズ3群7枚
絞りf2.8~22
絞り羽9枚(円形絞り)
フィルター径φ62mm
重さ710g(ソニー E マウント)
最短撮影距29.5cm
マウントソニーEマウント(L マウント版もあり)
製造国日本
生産時期2020年
相場(New)70,000~80,000円程度
特技/特記
備考

関連記事

PHOTO YODOBASHI:SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art

フジヤカメラ(専門店・プロレビュー):カミソリを超えるか!?SIGMA(シグマ) 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art 実写レビュー

コメント

タイトルとURLをコピーしました