マミヤスーパーデラックス という名の最高峰。
祝!?初改造レンズ。私の改造レンズ沼デビューは マミヤスーパーデラックス という1964年から製造された巨大なレンジファインダーカメラから取り外した MAIYA-SEKOR 48mm f1.5 というレンズになりました。
このカメラはレンジファインダーカメラの大口径化の最終形態!?みたいなカメラで、重量が1Kgと巨大な究極のモデル!?らしいです。でも、ここまで大きく重くなると、一眼レフカメラの方が良いのではないかということになり消えていったそうです。
とはいえ、当時の最高峰モデルのレンズです。フィルター径55㎜のf1.5という大口径レンズを楽しみましょう!
空気の霊感まで!?写りこむ、粗削りの原石。
この時代のオールドレンズは、ふわふわ&ドッカンとボケががっつり暴れるレンズが多いのですが、このレンズも暴れまくります。でも、この暴れ方が他のレンズよりも独特で病みつきになる良さなのです。
なぜ病みつきになるかというと、このレンズで写真を撮ると、なぜだか、その場所の空気感というか、質感というか、空気のざわつきとか、その勢いとか、香りとか、なんだか視覚以外の五感で感じることの一部が写りこむような気がするのです。もう、なんだか何かが憑りついてるんじゃないかって思えるくらいなんですよ(あくまで主観ですよ)。
そうなんです、このレンズは、現代レンズにはない暴れまくる写りで、自分(撮影者)の目では見えない世界を見せてくれているように映るんです。痺れます(あくまで主観ですよ)。
MAIYA-SEKOR 48mm f1.5 を愉しもう
(イイ感じのメタル感でます)
(このレンズ、ふわふわ&暴れまくりなんですが、光のとらえ方とボケ方が最高なんです)
(メタル&ボケの組み合わせが、もう堪りません)
プロカメラマンのお勧めレンズ
このレンズも、、、先日、新宿マルイ 本館 で開催されていた「35mm判オールドレンズの最高峰(4)オールドレンズの始祖 50mm F3.5標準レンズ 出版記念写真展」の会場で、オールドレンズで有名なカメラマンの上野さんからお勧め頂いたレンズのうちの1本です。レンズ名としては「MAIYA-SEKOR 48mm f1.5」と記載されています。
このレンズも、先日Blogに書いたシュナイダーのレンズと同様に、上記の本の著者でオールドレンズの名付け親、岡田さんの収集レンズの放出品です。なかなか普通には出会えないレンズです。ありがたやありがたや。
上野さんからは「このレンズの価格が破格過ぎて、今回の即売会で一番のお買い得レンズかもしれない」とのお話をお伺いしました。うれしい限りです。
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《他にお勧めしてもらったり、アドバイスもらったレンズはこちら》
マウント変換アダプター
今回のレンズは、最初からソニーEマウント用に改造さrたレンズだったため、そのままα7に付けて撮影できます(MF/マニュアルフォーカスです)。
改造方法については、いくつかのBlogに記載されているので、興味のある方はぜひチャレンジを!
↓
この記事によると、、39mmフィルター、39mm-42mm変換リング、M42mmヘリコイドアダプター、M42-E変換リングでマウントを作成してある力作のようです。
今回のレンズ情報
メーカー:マミヤ光機
名称/ブランド名:MAMIYA SUPER DELUXEのレンズ部分(MAIYA-SEKOR 48mm f1.5)
フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)
焦点距離:35㎜(35mm判換算)
センサーサイズ:フルサイズ
レンズ:5群7枚
絞り:f1.5~16
絞り羽:5枚
フィルター径:55mm
重さ:g
最短撮影距:m
マウント:ソニーEマウント(改造レンズ)
製造国:日本
生産時期:1964年
相場:MAMIYA SUPER DELUXEは3000円~50000円くらいか。。
特技/特記:
備考:
参考サイト
伊藤浩一のモバイル+モビリティライフ応援団:【オールドレンズ】MAMIYA SUPER DELUXEの巨大な改造レンズMAMIYA-SEKOR 48mn F1.5を試す
グラット氏のお気に入り SECOND:MAMIYA SUPER DELUXE(脅威の大口径)
店主のブログ:マミヤ35スーパーデラックスのカメラ修理
「レンジファインダー」Web site:MAMIYA 35 SUPER DELUXE
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