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オールドレンズの楽しみ方

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オールドレンズを楽しむにはいろいろと方法がありますが、下記に説明する「マウント変換アダプター」というものを利用すれば、いろいろなメーカーのオールドレンズを利用することが可能になります。

例えばSONYのα7で、NikonやCANON、MINOLTAやOLYMPUS、Laicaなど数多くのメーカーのオールドレンズが利用できるようになるのです。

例えば、写真のようにNikonのレンズが、SONYのミラーレス一眼で利用できたりする。

因みに、オールドレンズを楽しむ人は、下記の変換アダプタのみを利用してMF(マニュアルフォーカス)でオールドレンズを楽しむ派と、AF(オートフォーカス)化アダプタを利用してオールドレンズをAFで楽しむ派に分かれるようです。

因みに、私はMFのオールドレンズをAF化することが可能な変換アダプタ(TECH-ART製やFotodiox Pro製)を利用して楽しんでいます。


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よく利用されるカメラは何か

オールドレンズをデジタル一眼で利用する際によく使われているのが、SONYのαシリーズのEマウントというレンズのマウントと、OLYMPUSやPanasonicのマイクロフォーサーズという規格のレンズマウントです。理由はフランジバックといわれるものの関係なのですが、この説明は少し時間がかかりそうなのでまた後日にでも。
※オールドレンズを利用する本体のことを母艦と呼んでいる人もいます。

マイクロフォーサーズマウントのOLYMPUSのPEN-Lightで、CANON-FDマウントのSIGMAのレンズを使っている、

最近は、NikonのZシリーズ等でもオールドレンズがガンガン利用できるようになりましたので、多くのメーカーの過去の膨大な量のレンズがいろいろなメーカーのデジタル一眼で楽しめるようになってきました。


マウント変換アダプタとは

デジタル一眼(ミラーレスカメラ)や一眼レフカメラには、ほぼメーカー毎に異なるマウントが設定されています。マウントとは「レンズ」を「カメラ」とドッキングさせる連結部分の規格のことを言います。

例えば、SONYのαシリーズはEマウントで、そこにオールドレンズを付けるわけですが、それぞれのメーカー毎にマウントの規格が異なります。

代表的なものではNikonのはFマウント、CANONのEFマウント、MinoltaのMDマウント、PENTAXのKマウント、ライカのMマウント、ライカのL39マウント(スクリューネジのタイプ)、M42マウント(スクリューネジのタイプ)などがあります。

それぞれ異なるメーカーのマウントを、①連結できるように形を合わせる、②ピントを合わせるために必要な長さに揃えるという役割を『マウント変換アダプター』が受け持ってくれます。

代表的なマウントアダプターはこちら

参考記事:マウントアダプターの種類と選び方まとめ


MFレンズをAF化する方法

上記に述べた、MFレンズをAF化して使えるように出来る電子マウントアダプターがいくつかのメーカーから発売されています。

カメラでピントを合わせる時には、ピントリング(ヘリコイド)を左右に回して、レンズの長さを伸ばしたり縮めたりすることで調整しています。

つまり、レンズが長さを伸ばしたり縮めたりすることによってピントを合わせているわけです。このAF化する変換アダプタでは、ヘリコイドを回す代わりに、変換アダプタ本体を伸ばしたり縮めたりすることによってピントを合わせるのです。目から鱗の大発見ですよ。こちらは、中国メーカーの独壇場です。


TECH-ART(テックアート)

MFのオールドレンズをAF化することが可能な電子マウントアダプタで一番有名なのが「TECH ART」という中国のメーカーです。

因みにαシリーズ用では、昨年発売された「LM-EA9」というモノが最新です。

前のタイプの「LM-EA7」と比して、①デザイン面では”変なでっぱり”が無くなり、②レンズをAF化させるモーターも小型&強力化されました。

しかしながら、、、まだまだ不安定で、、、私の愛機(α7Ⅳ)では動作不良(頻繁に動かなくなる)が連発しているので現在は利用を諦めて、下記に記載しているFotodiox社製の電子マウントアダプターを利用しています。
※ 「TECH ART」さんは、プログラムのアップデートは定期的に来るメーカーさんなので、少し待ちたいと思います。

ちなみに、このTECHARTやFotodiox社製の電子マウントアダプターは、レンズ側がライカMマウント、本体側がSONYのEマウント用となっているので、各レンズに合わせたマウント変換アダプターとセットで利用します。

例えば、NikonのNIkkor(ニコンFマウント)というレンズを使いたい場合は、
「Nikonのレンズ(Fマウント)」+「マウント変換アダプタ(Fマウント→ライカMマウント変換)」⇒「電子マウントアダプター(ライカM→ソニーEマウント変換)」⇒「SONY Eマウントのカメラ(α7など)」という感じです.

Nikkor(Fマウント)+マント変換アダプタ(F→ライカM)+電子マウントアダプタ(ライカM→ソニーE ※Fotodiox社製)の例

電子マウントアダプタの参考記事:澤村徹のカメラガジェット放浪記 「円形デザインで速く力強く」TECHART LM-EA9


Fotodiox Pro(フォトディオックス)

実は、、、上記のTECHART 社製の「LM-EA7」にもコピー商品っぽいものがあるのです。
しかも後発商品なので「LM-EA7」よりも性能が良くてアプデも来ており、とても安定しているのです!!!
※「LM-EA7は現在廃番となっており、アップデートが終了しています。

私が入手したものは「Fotodiox Pro」(フォトディオックス製) というもので、すごく快適に動いており、いろいろなMFレンズをα7で楽しんでいます。

この「Fotodiox Pro」は、形状もしくみも「LM-EA7」とほぼ同じ。しかも、なんと!!説明書が「LM-EA7」とまるっきり一緒という優れもの!?。

本家の「LM-EA7」が「LM-EA9」に切り替わってからも、そのまま開発が続けられていたようで、最新のアップデートも配布され、α7Ⅳ+オールドレンズで快適に写真を撮らせていただいています。

SONYのαを母艦としてオールドレンズを楽しみたいなら、今、現時点で一番信頼性があるのが「Fotodiox Pro」ではないでしょうか。

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