今回は、イギリスのイギリスハーマン・テクノロジー社という会社から、新しく発売された「Phoenix 200」という超個性派フィルムをご紹介します。このフィルムの特徴は①ハイコントラストな鮮やかな色彩と、②粒子感が強く出るのこと。また、ラティチュード(フィルムで感知できる明暗の範囲みないな感じのこと)が狭いらしく、白飛び&黒つぶれがしやすかったり、色が転びやすかったりするらしい。そして、この特徴を活かして「個性的な」写真がバンバン撮れるようです。
※現在のデジタルカメラで搭載されている「アートィルター(オリンパス/OMシステムズ)」「クリエイティブルック(SONY)」「フィルムシミュレーション(FUJIFILM)」のように設定された色味で写真を楽しむことが出来るのですが、フィルムで撮影をする際には、表現したい色味や粒子感が表現できるフィルムを選んで撮影するわけです。
出会いはSNSで
このフィルムは、X(旧Twitter)やInstagramの投稿で知りました。その中でも下記の「三葉堂寫眞機店」さんのもので興味を持ちました。
また「三葉堂寫眞機店」さんが、InstagramのLive(Xだったかな?)Liveで、このフィルムのことを説明するというので聞いてみると・・・音声が全然聞こえなくて・・・断念。。接続環境が悪かったのですかねええ。。。※ちょっと遅れてというか、全然間に合わなくて最後の方に入ったのですが。。
結局上記のLiveで、このフィルムについての説明を聞けなかったので、お店に行って撮影サンプル見ながら、いろいろとお話を聞いてみました。
【公募展参加者募集中!】
— 三葉堂寫眞機店 (@mitsubadocamera) August 20, 2024
"HARMAN PHOENIXフィルムで夏の思い出を撮って展示しよう"
フィルムの用意や現像・プリント、展示準備等は当店で行う簡単プラン!
皆さんはPHOENIXフィルムで写真を撮って展示したい写真を選ぶだけですので、ぜひこの夏の写真でご参加ください♪https://t.co/5HlbPBlA9m pic.twitter.com/ZcAJF1gZv8
日暮里の「三葉堂寫眞機店」へGO!
「三葉堂寫眞機店」さんですが、実は ”はじめまして” の訪問なのです。
普段よく行っているのは「新宿」「秋葉原」「銀座」界隈です(巡回コース)。「三葉堂寫眞機店」さんのある日暮里はほとんど行ったことが無い土地なので地図を見てGOです。
「三葉堂寫眞機店」は日暮里駅から10分くらいの所にありました。
地図を見ながらプラプラと歩いてると直ぐに到着します。商店街から少し奥に入った、静かな落ち着いた場所に「三葉堂寫眞機店」さんがあります。かわいい手書きの看板が目印の素敵なお店です。
お店の中には、フィルムカメラがいっぱい(ハーフサイズで撮れるPENとかRICHOのハーフ機とか人気機種も整備済みで並んでます)。あと一眼レフのフィルムカメラも各種取り揃えてるうえに、中判カメラも充実してますよ。特にHasselblad(ハッセルブラッド)も何台も並んでいるので中判探している人にも良い感じです。
店員の方も気さくにお話をしながら、色々なことを教えてくれるので嬉しい限りです。
「三葉堂寫眞機店」
〒116-0014 東京都荒川区東日暮里5丁目32−6
営業時間:11時から19時
定休日:水曜日
TEL:0368844943
URL:https://www.mitsubado.com/
キャンペーンに参加してみることに!
「三葉堂寫眞機店」では、『”PHOENIX フィルムで夏の思い出を撮って展示しよう”公募展』の募集中です。
これは「PHOENIX200のフィルム(1本)」+「現像」+「プロによる手焼きプリント」「額装(2L)」+「併設ギャラリーでの展示」付きの、なんともお得というか、一気通貫!?型、体験型の公募展です。
現像だけでなく、プロによる現像/プリント、しかも額装までしてもらえるなんて、とてもワクワクです。
「自分の写真をプロのプリンターが手焼きでプリントしてくれます」って説明にビビビっと来ました。超楽しみです。
概要は下記です。詳しくはLink先にて!
“PHOENIX フィルムで夏の思い出を撮って展示しよう”公募展
蔵CURAクリーナーでおなじみの3iさんとのコラボ企画!
“PHOENIXフィルムで夏の思い出を撮って展示しよう”
参加者の方がHARMAN PHOENIXを使ってそれぞれ撮影した写真を
当店ギャラリースペースにて展示いたします。
今回もプリントはAMALABOの青山さんが担当。
自分の写真をプロのプリンターが手焼きでプリントしてくれます
○販売/撮影期間:
8月13日(火)11:00~9月24日(火)19:00
※応募多数の場合予定よりも早く販売終了する可能性もございます
〇展示開催日時:10月11日(金)11:00~11月5日(火)19:00
〇展示について:プリントサイズは2Lサイズとなります。
額装にて展示を行い、フレームと合わせてお渡しいたします。
○参加費:5,500円(税込)
(フィルム代+現像代+展示プリント代+データ化代+フレーム代)
※ハーフで撮影した場合はデータ化料金追加税込770円となります。
※プラス1000円でフォトウォーク付きのPlanもあるそうですよ!※撮影後に現像&講評(チョイス)まで出来ちゃうそうですよ。
○展示までの流れ:
8月13日(火)フィルム販売開始
9月24日(火)撮影完了期限
9月28日(土)データ送信
9月30日(月)展示写真セレクト期限
10月11日(金)展示開催
11月5日(火)展示終了
〇受付方法:
店頭受付もしくはオンラインストア受付
⇒ オンラインストア受付はこちら(終了)
★120フィルムも追加されたらしいですよ★
【ブログ更新】
— 三葉堂寫眞機店 (@mitsubadocamera) September 12, 2024
おはようございます☀
本日も営業開始です!
"PHOENIXフィルムで夏の思い出を撮って展示しよう"に中判枠も追加されましたが皆さんチェックされましたか?
発売したての中判フィルムはどんな感じで撮れるのか当店の推しカメラに入れて早速撮ってみました!https://t.co/9jPtFyj8n3 pic.twitter.com/UZoS4NiUqN
さて、撮影だ。
上記の公募展に申し込んでフィルムを受け取ったのですが、、、
いざ、改まって・・・どんな写真撮ろうかと考えているうちに、2週間ほどたちました。普段やらないことをしようとすると、、、妙に構えてしまいますね。
とはいえ期限があるので、下記のようなことを考えながら、2日間に分けて写真を撮り終えました。
撮影にあたって以下の2点を考えました。①今回のフィルムの特性である「ハイコントラスト」で、色飛びしやすいを活かせる撮影(でも、おそらく、飛ばし加減で面白い写真が取れそう)。あと、②カラフルな色味が入る被写体/場所で撮影し、ハイコントラストな”いい感じの色彩感”のある写真を撮影しようということ。
使うカメラは、私の勝負カメラ「LeicaM4」くんに決定。レンズはフィルム特性を生かした暴れっぷりをブースとする為に、「①山崎ズマール」「②周ノクチ」 という、超癖玉2本で撮り比べしてみることにしました。
癖ツヨツヨフィルム×癖ツヨレンズの組み合わせ!!ワクワクです。
さあ、写りを見てみよう(作例/実写レビュー)
では、現像後に送られてきた写真データから、数枚をピックアップして見ていきましょう。
※一番のお気に入りは、展示が終わったら掲載しますね!
展示会にワクワク!
ということで、撮影&現像が終わり、上記の撮影データが「ファイル便」送られてきました。ガッツリ狙った写真の何枚かは・・失敗でした。とはいえ、4枚ほど”ちょっと好きかも!?”という写真が撮れてました。いろいろ悩んで手焼き&額装&展示してもらう写真を選びました。どんな感じに額装されて展示されるのか、もうワクワクです。
《展示会情報》
日時:10月11日(金)11:00 ~ 11月5日(火)19:00 まで。
場所:三葉堂寫眞機店(店内の展示スペース)
展示会の様子は追って追記しますね!
参考情報
THE MAP TIMES:あたらしいフィルム、HARMAN 「Phoenix 200 」発売!
Yoshimin📸(ライカスキー):多分仲良くなれないネガフィルム PHOENIX200 紹介!
デジカメWatch:粒子感と高彩度が特徴のカラーネガフィルム「HARMAN Phoenix 200」
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