魔法の板! スプリットディオプター !
最近、よくお買い物している「焦点工房」さんのサイトを見ていて、妙なガラス板!?を発見しました。
これは何か?と説明を読んでみると「ハンディスプリットディオプター(手持ち式フィルター)」と書いてあります。これだけだと、何のフィルターかよくわからないと思いますので説明をしていきますと。。。。
販売サイトに分かりやすい説明が書いてあったので、転載しますね。
『美しいボケと、幻想的な光を表現』
七工匠(しちこうしょう)7Artisans ハンディスプリットディオプターは、レンズの前にかざすだけで、美しいボケと光の反射を生み出す撮影機材です。特にポートレート、動物、植物の写真など、柔らかく幻想的な雰囲気を演出したいシーンで活躍します。また、雑然とした背景など不要な要素を簡単にぼかすことができるため、被写体をより引き立てることが可能です。 ガラス素材には、透過率の高いウルトラホワイト光学ガラスを採用し、色の分散を減らすことで色再現性が向上し美しいボケを表現します。
スゴイですよね! まさに ”ボケを操る魔法の板” ではないですか!!ということで、GETしてみることに。。
はい。届きました。
この商品は箱を開けると、こんな感じのケースにハンディスプリットディオプターが入っています。
内容物は、ハンディスプリットディオプター ×1枚、支柱!?×2本、レンズクロス×1枚。
※2枚セットを購入すると、+1と+2の箱がそれぞれ一つの計2個届きます。
因みに。。。この支柱みたいな棒は2本もついてるけど、どう使うんだろう?1本は予備かな。違いますね。2本つなげると長くの出来るのですね。なるほど。
2種類の違いは「ボケの強さ」
ハンディスプリットディオプターには「HSD-1」と「HSD-2」の2つのモデルがあります。違いは屈折度で「HSD-2」の方が強いボケ効果を生み出すそうですよ。
因みに、各モデルごとの推奨レンズは下記のようになっています。因みに、2枚セットの方が結構お得なので私は2枚セットをポチりました。
HSD-1:推奨レンズ:焦点距離 50-105mm
HDS-2:推奨レンズ:焦点距離 35-85mm
2枚セット:HHDS-1&DS-2
使い方はこんな感じ
使い方は、下記の写真のように ”レンズの前にかざして撮影するだけ!” と一見簡単に見えますが、実は ”良い効果” を出すのはちょっとコツが要るようです。さて、試行錯誤をはじめてみましょうか。
この記事よりもこれを見た方が早そうな!?、7Artisans 社が公開している説明写真や紹介動画を張っておくのでご覧くださいね。
↓ [左列;フィルターなし、右列:ハンディスプリットディオプター使用] ※7Artisans 社より引用
「斜め利用」は応用編!?
使い方の説明のように、最初はレンズと同じ角度で スプリットディオプター をかざしていたのですが、ちょっと斜めにすると、下記のように色々な効果が楽しめることを発見!これはなかなか”奥が深い”ですね!!
①スプリットディオプター に移りこんだ景色を入れ込む(2枚目の写真の右下)
②反射させて光源をもってくる(2枚目の写真の右上)
③曲線側と直線側で向きを変えるを変える(2枚目は直線面がレンズに向ける、3枚目は曲線側をレンズ中央へ)
(参考)効果を出したい場所に合わせる(2枚目は左上、3枚目は右下)
AFロックかMFがおススメ
スプリットディオプター を使っていると、レンズへの重なり加減により、カメラのAF機能の効きが悪くなったり、使えなくなることがあります。
レンズ&カメラが意図しない場所をボケさせるので、AFがピント合ってるか判定できなくなっちゃうんですね。きっと。
ということで、そういう時は、①AFが聞く場所でピント合わせてからAFロックして本来撮りたい場所に戻して撮影するか、②最初から潔くMA設定にしてピントを合わせれば解決!です。ピントが合わない時にお試しくださいね。
七工匠(しちこうしょう)7Artisans について
因みに「今回のスプリットディオプター 」を発売している七工匠(しちこうしょう)7Artisansは、カメラ愛好家達のレンズ開発プロジェクトから始まった深センのレンズブランドとのこと。そういえば、Light Lens Lab も、カメラ愛好家達のレンズ開発プロジェクトから始まったレンズブランドでしたっけ(こちらはメインが周さん!!)。中国のレンズメーカーはそういう成り立ちの会社が幾つもあるかもしれませんね!
今度は、7Artisans のレンズ使ってみたいなあ。。SPEEDMASTERとか楽しそうだなああ。。
ハンディスプリットディオプター の仕様
参考サイト
デジカメ Watch(ニュース扱い):レンズ前にかざして写真をボカす…七工匠の「7Artisans スプリットディオプター」
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