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F1.2のフラッグシップを堪能せよ。Viltrox AF35mm F1.2 LAB|実写レビュー

Viltrox
この記事は約7分で読めます。

今回ご紹介するのは、Viltrox AF35mm F1.2 LAB というVIRTROXの最新のフラッグシップレンズです。しかもF1.2という超大口径スピードレンズですのでワクワクが止まりません。他のレビュワーの方の記事では、なんとSONYのGMに匹敵するレベルというから、素晴らしい実力のあるレンズのようです。今回も「VILTROX」の日本総代理店である「映像嵐株式会社」さんにお願いして、このレンズをレビュー用にお借りすることが出来ました。映像嵐株式会社さん、ありがとうございます! では早速見ていきましょう。

※このレビューは「VILTROX」の日本総代理店である映像嵐株式会社さんから、レビュー用に貸し出していただいたレンズを使わせて頂き書いています。貸出しに当たっては、レビューに内容に関する指示などは一切ありませんので、いつものように、このレンズをガッツリ楽しみながらレビューを書かせていただきました。

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Viltroxという会社について

今回ご紹介するのは、最近勢いがあるViltrox(ビルトロックス)という中国のレンズメーカーのLABというフラッグシップラインのレンズです。

このViltroxは近年急速に注目を集めている中国発の光学機器メーカーです。2014年の設立以来、マウントアダプターから始まり、現在ではレンズ、フラッシュ、モニターまで幅広い製品を手がけています。

サードパーティレンズメーカーとしては、老舗のTAMRONやSIGMAと比較するとまだ歴史は浅いものの、その技術力の向上は目覚ましく、特に高いコストパフォーマンスと、攻めのオートフォーカス性能で大注目です!

LABシリーズ – Viltroxのフラッグシップライン

VILTROX公式アカウントより引用

LABシリーズはViltroxブランドの最高級フラッグシップラインの名称です。高画質・高機能が特徴で、SONYのGMシリーズなどに匹敵するような光学性能とビルドクオリティを誇るといろれており、実際に使ってみても納得の出来の良さです。

このLABシリーズの1本目は「AF 135㎜ f1.8 LAB」、2本目が今回紹介する「AF35mm F1.2 LAB」です。VILTROXには、他に小型軽量のAIRシリーズやLABより一つ下のPROシリーズなどがあり、凄いペースで新製品がリリースされ続けています。ホント勢いを感じますね。

「AF 35mm F1.2 LAB」について(このレンズ)

VILTROXが、LABシリーズの第2段として投入してきたのが「AF 35mm F1.2 LAB」とうい大口径レンズです。まず下記のメーカーサイトの説明を見ていきましょう(メーカーサイトからの引用)。

《VILTROX公式サイトでの説明》

Viltrox AF 35mm F1.2 LAB は、Viltroxの先駆的な技術革新により、卓越した解像力を実現。高画素対応の画質表現が進化し、精細な描写を提供します。「Viltrox HyperVCM」モーター技術により、オートフォーカスが高速で正確に進化。ニコン用フルサイズ対応、F1.2の大口径設計、11枚絞り羽根で、美しいボケを実現。多機能ボタン、フォーカスリミットスイッチ、AF/MF切り替えスイッチなどを搭載し、効率的な操作が可能。レンズ搭載のカラースクリーンで、Viltrox Lens APPによるカスタマイズ設定も可能。優れた防塵・防滴設計で、悪天候や逆光下でも安心して使用できます。5枚のEDレンズとナノコーティングで、色収差を効果的に補正。周辺光量低下や歪曲収差を抑え、ポートレート、風景、静物撮影に最適な性能を発揮します。

VILTROX公式サイトより引用

実際に使ってみた感想

「Viltrox AF 35mm F1.2 LAB」を実際に使ってみた感想は「素晴らしい」の一言につきます。ファインダーを覗いてみると、澄んでクリアな美しい世界が広がります。

そして何枚か撮影してみると、撮影した写真の ”写りの良さ” に ”思わず” 唸ってしまいます。特に前ボケがとても美しく ”立体感” もバッチリです。

このレンズは巨大で重い!というのがウィークポイントかもしれませんが、この写りの為なら”仕方がない”と納得させてくれる素晴らしいレンズです。

競合レンズとの比較

次に、競合レンズとの比較をしながら、このレンズの特徴をみていきましょう。

35mm F1.2/F1.4という焦点距離とF値の組み合わせで、競合レンズ達と下記の表のように比較してみたところ。各社の最上級レンズに真っ向勝負している様子がよくわかりますね!

《スペック比較表》※SONY Eマウントのもので比較

レンズ名Viltrox AF 35mm F1.2 LABSigma 35mm F1.2 DG DN ARTSony FE 35mm F1.4 GM
対応マウントSONY EマウントSONY Eマウント
Lマウント
SONY Eマウント
フォーカスモードAF/MFAF/MFAF/MF
撮像画面サイズフルサイズフルサイズフルサイズ
焦点距離35mm35mm35mm
レンズ構成10群15枚12群17枚10群14枚
絞りF1.2-F16F1.2-F16F1.2-F16
絞り羽根枚数11枚11枚(円形絞り)11枚(円形絞り)
最短撮影距離0.34m0.3m0.27m(AF時)
0.25m(MF時)
フィルターサイズφ77mmφ82mmφ67mm
重さ920g1,080g524g
価格(20250523 Amazonにて)169,200円152,372円184,000円
その他・Internal Focus
・Viltrox HyperVCM(フォーカスモータ
ー)
・防塵防滴仕様
生産完了品
・防塵・防滴に配慮した構造

開封の儀

LABシリーズは、丈夫な立派な箱に入っています。その箱を開封すると①レンズ本体、②フード、③レンズキャップ、④レンズ背面キャップ、⑤レンズケース、⑥書類(取扱説明書、保証書、マニュアルのインストール用ORカード)が入っています。

丈夫な黒い箱を開けて、まず感じるのは「大きい!」ってことです。そしてレンズを手にするとずっしりとした重量を感じます。これぞ、大口径レンズの証ですね!

フィルター径77㎜の巨大な前玉は、高級なレンズが使われ、上質なコーティングがされているのを証明するかのように、キラキラと艶やかに輝いています。もううっとりするほどです。

レンズ上面には「焦点距離」が表示される液晶ディスプレイが配置され、側面にはAFのON/OFF切り替え スイッチが、液晶ディスプレイの後ろくらいの場所には手動で調整できる「絞り環」が備わっています(クリック感のON/OFFスイッチ付き)。また側面に任意の機能の割当てが出来るファンクションボタンが2つ設置されています。レンズ背面(マウント部)にUSB-Cポートがありファームウェアのアップデート等が出来るようです。

まさにフラッグシップ!という機能と佇まいですね。

写りを見てみよう

バスで移動

朝の赤羽の商店街。

いざ、夜の街へ。

新宿三丁目あたりで

このブロックに掲載してる写真は、可変NDフィルターを付けて撮影したデータです。このフィルターのおかげて日中でも「絞り解放」で撮影することが出来ました。

お花も少々

こちらの写真も「絞りは解放」で撮影しています。

まとめ

Viltrox AF35mm F1.2 LABは、サードパーティレンズの新たな可能性を示すレンズです。純正の最高級レンズに匹敵する光学性能を、手の届きやすい価格で提供する大注目の1本と感じます。
まずは、手にとって試して欲しい1本です。

一緒に欲しいもの(一緒に揃えたいもの)

レンズフィルター(プロテクター)

可変NDフィルター


参考情報

とるなら:VILTROX AF 35mm F1.2 LAB レンズレビュー完全版

あかうさ:“F1.2の魔法”が写し出す世界──VILTROX AF 35mm F1.2 LAB FE、誕生。

サードニュース:VILTROX AF 35mm F1.2 LABレンズが魅せる新たな撮影の可能性

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