SONY E16mm f2.8(SEL16F28)ってどんなレンズ?
このレンズは2010年にNEX5やNEX3と同時に発表された、APS-Cカメラ用の超軽量の広角レンズで35㎜版換算で24㎜相当の広角レンズとして利用できます。デザインは当時発売のNEX5などと合わせたデザインで、外装にアルミニウム合金を採用。とにかく、とても薄く軽い心地よく動くAFのパンケーキレンズに仕上がっています。
まあ、これだけ小型軽量に振ったレンズですので、画質を求めたユーザーからの評価は「歪む、画質悪い、解像度も悪い・・・」などと、まあ、酷かったようです。
《SONYの製品説明ページによる説明》
風景や建築物の撮影、スナップなどの幅広いシーンで活躍する、35mm判換算で、広角24mm相当のEマウント専用レンズです。薄さ22.5mm、重さ約67gの軽量・コンパクト設計で、持ち運びも簡単。レンズ鏡筒部の外装にはアルミニウム合金を使用し、高品位な外観に仕上げています。さらに、新開発のレンズ内モーターにより、静止画だけでなく動画撮影時においても、静かでなめらかなフォーカスや絞り駆動を実現しています。また、レンズ前面に装着するだけで、超広角レンズや魚眼レンズとして楽しめる別売のコンバージョンレンズを用意しています。
大きさ:最大径φ62mm、全長22.5mm
質量:約67g
出会いは、ジャンクフロアーOPENセール
2024年5月某日、東京の新宿にある「北村写真機店」のジャンクコーナーが、ジャンクカメラ フロアとしてリニューアルオープンしました。こちらのフロアーは、オールドレンズやオールドカメラとは違い、主にデジタル世代のジャンクカメラやレンズ用のフロアーが拡充されたことになります。
こちらのOPEN日は平日でしたので、仕事の休憩時間を利用して見に行ったら、例に違わずスーツケース持参の「転売ヤー」と呼ばれる人たちでギッチギチのいっぱいでしたが、売り場に入るには、時間を指定した「入場チケット」を貰い、その時間に行けば入れるスタイルでしたので、割り当てられた時間に入場すれば、ゆったりと商品を見ることが出来ます。北村写真機店さんGoodJobです!
ここで、もう、捨て値くらいの勢いで売られていたのが、今回の「SONY E16mm f2.8(SEL16F28)」です。説明を見ると、動作はするようですし、曇り、カビや傷も見当たりません。で、お値段は5000円ちょい。まあ、Open記念ということで連れて帰ることにしました
あと、PENTAXのQ10くんも、かわいそうなくらい安いお値段で叩き売りされていたので、こちらも一緒に連れて帰りました。
写りを見てみよう(実写レビュー)
ネット上での評価は高くなさそうなこのレンズですが、実際の写りを見てみると、抜けの良い気持ち良い写りをしてくれます。AFも快適に動いています。
お値段考えれば、とても良い感じがします。手軽に、とにかく予備にレンズキャップ変わりとして付けておくには最適ではないでしょうか。
実は結構楽しんじゃいました。
クロップ有無での比較も少々
このレンズはAPS-C用のレンズですので、フルサイズのα機で使うにはクロップ撮影が必要です。ということで、クロップの有無による違いも載せておきますね。
敢えて、フルサイズで撮影するのも、なんかエモいかもしれませんね!
今回のレンズ情報
メーカー | SONY |
名称/ブランド名 | E 16mm F2.8 (SEL16F28) |
フォーカス | AF(オートフォーカス) |
焦点距離 | 16㎜(APS-C) 24㎜(35mm判換算) |
センサーサイズ | APS-C |
レンズ | 5群5枚 |
絞り | f2.8~22 |
絞り羽 | 7枚 |
フィルター径 | φ49mm |
重さ | 67g |
最短撮影距 | 0,24m |
マウント | ソニーEマウント |
製造国 | 日本(レンズには Made in THAILANDと記載あり) |
生産時期 | 2010年 |
相場 | 10,000円前後(Used)※程度による |
特技/特記 | 薄くて軽い |
備考 |
《Amazon、楽天、Yahooショッピングで探す方は下記をご利用ください》
中古でGETしたレンズが本体だけだった場合は、下記のモノでガードを!
参考情報
ソニーストア:E16mm F2.8
ShaSha(カメラのキラムラ):ソニー E16mm F2.8レビュー|まだまだ現役!コンパクトな広角レンズ
PHOTO YODOBASHI:SONY SEL16F28 E 16mm F2.8
カメラのナニワ:東京 de ソニーE16mm F2.8
コメント