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カラーネガの現像が無料! MARIX ならね!体験記。

マリックス
この記事は約10分で読めます。

私が良くお世話になっているフィルムに「MARIX」というブランドがあります。これは国産のフィルムブランドで、KODAKのシネフィルムや他のフィルムをベースとしたフィルム販売を展開しています。店頭ではフジフィルムやKODAKよりも高価なのですが、MARIXさんのネットショップでは結構割安です。そのMARIXさんが、なんと!!MARIXフィルムなら『現像料無料!!!』という商売を始めちゃいました。ということで、既に何本もお世話になってますので、体験記を記載してみたいと思います。

これは、、、ある意味、ゲームチェンジャーな取り組みですね。私・・・カラーネガの自家現像をしなくなっちゃいました。。

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MARIXのフィルムをゲットしよう

《MARIXについて》

MARIX400は、日本の「株式会社トライン」というキッチン用品・生活雑貨の販売などを行っている会社が行っているフィルム事業のようです。MARIXブランドのフィルムはシネフィルムをベースとしているものが主力のようで、カラーフィルムはコダックのシネフィルム(Vision3)のOEMで、C-41という一般的にフィルム写真用に使う現像液で現像できるように加工したものを販売しているそうです。またモノクロフィルムのMARIX100、200、400はFOMAPAN100,200,400のOEMとのことです。※どんどん仕入れ先の種類を増やして、販売するブランドを増やしているようです。

”現像無料”のシステム ※メニュー一覧(2024年12月20日現在)

では、この画期的な「MARIXのカラーネガフィルムなら現像料無料」となるサービスのメニューを見ていきましょう。ちなみに、MARIX以外のカラーネガフィルムでも格安で現像が可能となるので(特にキャンペーン期間中)、とても使い勝手の良い(嬉しい)サービスですね!

では、メニュー&料金について見ていきましょう。まずはMARIXフィルムの場合、その次に他社のフィルム使ったフィルムの現像をお願いする場合についてです。

マリックスフィルムは現像料無料!(カラーネガ専用)

(以降、MARIXサイトより引用)

現像+JPG:通常400円をキャンペーン無料
スキャンデターはクラウドストレージにて納品となります。
VALOI 360でスキャン後、JPG反転変換(1000万画素相当/約4000×約2600ピクセル)(ハーフサイズは2コマ1フレームでのスキャン処理となります。)

データー転送はご注文時のメールアドレスにダウンロード情報をお送りいたします。
ZIPファイルでの納品です

現像+RAW+JPG:通常700円をキャンペーン400円
スキャンデターはクラウドストレージにて納品となります。
VALOI 360でスキャン後(2400万画素相当/約6000×約4000ピクセル)

反転前のNikon RAW NEFとlightroom(negativ lab pro)による高性能ネガ反転JPG、2種類のDATEを納品します。(ハーフサイズは2コマ1フレームでのスキャン処理となります。)

ネガ返却オプション:250円
別カートになります こちら から1配送で1個同時購入してください
ゆうパケット(追跡可能)でポスト投函でご返却します。

ご注意:作業中予期せぬ事故の場合はフィルム代として1本500円を代償させて頂きます。それ以上の対応はできかねますのでご了承ください。

他社フィルムも格安で現像出来るゾ!(カラーネガ専用)

上記の画像(Link)でも分かるように、MARIX以外のフィルムの現像も、今ならキャンペーン価格で格安対応してくれます。特に120サイズのフィルム(ブローニー、中判)も対応してくれるのが嬉しい限りです。

現像のみ:通常500円をキャンペーン200円
ネガのご返却250円が必須です。別カートでご購入ください。

現像+JPG:通常700円をキャンペーン400円
スキャンデターはクラウドストレージにて納品となります。
VALOI 360でスキャン後、JPG反転変換(1000万画素相当/約4000×約2600ピクセル)

※データー転送はご注文時のメールアドレスにダウンロード情報をお送りいたします(ZIPファイルでの納品です)。ハーフサイズは2コマ1フレームでのスキャン処理となります。

現像+RAW+JPG:通常1000円をキャンペーン700円
スキャンデターはクラウドストレージにて納品となります。
VALOI 360でスキャン後(2400万画素相当/約6000×約4000ピクセル)

※反転前のNikon RAW NEFとlightroom(negativ lab pro)による高性能ネガ反転JPG、2種類のDATEを納品します。(ハーフサイズは2コマ1フレームでのスキャン処理となります。)

ネガ返却オプション:250円
ご希望時は別カートになります こちら から1配送で1個同時購入してください

体験記(現像無料にチャレンジ)

① まずは、フィルムゲット!

まずは、現像をお願いする「フィルム」をゲットします。

私はMARIXブランドのフィルムですと「現像無料サービス」が利用できますので、最近は普段使いのフィルムにMARIXのフィルムを使うことが増えてきました。※他のブランドのフィルム(ネガフィルム、C-41現像可能なもの)でも格安ですので、MARIXさんに現蔵王をお願いすることが増えてきました。

下記の「AirColor」のフィルムは、MARIXのフィルムの中でも最安値となっていましたので10%OFFセールの際に、まとめて10本購入してみました。

②撮影したら、MARIXのECサイトで「現像」を注文。

フィルムの撮影が終わったら、②-1「MARIXフィルムの現像無料サービス」(他社フィルムは格安)の申し込みを行います。これは「MARIXのECサイト」の「専用カート」にて「購入」することで申し込みとなります。

現在(2024年12月20日現在)は、「現像無料」に加えて、「データ化」も無料となってますので嬉しいですね。また、ネガ返却の場合はネガ返却オプションも、忘れずに選びましょう。

料金イメージ(MARIXフィルムの場合)

因みに、MARIXフィルムの場合、料金は下記のようになります。ヤバいですよね。

送料(MARIXへの)レターパック(青)430円 ※番号追跡付き
現像料0円(MARIXフィルムの場合、何本でも)
データ化料金0円(キャンペーン期間中)※現像+JPG
ネガ返却料金250円(1配送につき)
合計250円!

③フィルムを発送して、仕上がりを待とう

MARIXさんのECサイトで「現像」「ネガ返却」を選んだら、次はフィルムの発送です。発送先は上記のECサイトで「現像」の注文後に表示されますので、忘れないようにメモしておきましょう。

また、注文した際に表示される「#XXXX」#4桁の注文番号を控えておき、封筒に記載する必要があるので忘れずに。またネガの返却が必要な場合は「返送先」情報を記載したものも一緒に入れておくことが必要です。※因みに「注文番号」は、注文後に届く注文確認のMailにも記載されてますのでご安心を。

④メールでデータを受け取る&ネガが返送されてくる

フィルムがMARIXさんに届いて1から2日くらいで、指定したメールアドレスに「フィルムネガデーターダウンロードお知らせです。【マリックスフィルム】」というタイトルのメールが届きます。

そのメールに記載されているURLから、現像データをダウンロードできます。その数日後に「ネガ返却」を申し込んだ場合「ネガ」が発送されて戻ってきます。

写り(仕上がり)を見てみよう & 製品Link

次にみなさんが気になる「仕上がりはどうよ?」ということですが、少しマゼンタ(赤味)が強めな時ありますが、普通のフォルムなら問題ないかなと感じています。個人的には、データが溜まにつれ、どんどん良くなっていくのではないかと期待しています。

とはいえ、「Kodak PORTRA」などの、こだわりフィルムに関しては、カメスズさんこと「カメラはスズキ」さん等のお店に現像をお願いした際の仕上がりが良かったので、そちらにお願いしています。

MARIX100D(135)

こちらのフィルムは、フジカラーでいえば「フジカラー100」のように、MARIXの標準となるフィルムでしょうか。因みに上記の100DなどのDはデイライトの略で屋外での撮影向けのフィルムとなります。

MARIX100D、TOPCON35L

MARIX320T(135)

320TのTはタングステンの略で室内光向けのフィルム(色温度の設定)です。ですので、屋外で撮影すると「青」味が強く出るフィルムらしいです。下記1枚目の写真(黄葉)なんかは、KODAKのウルトラマックス400っぽい感じかと感じます。また、3枚目の写真(ハーフサイズ2枚組)のように、太陽の光が強く入ってくると、一気に「赤」味が強くなるっぽいです。

MARIX320T KONICA3A

MARIX AirColor100(135)

このAirColorというフィルムは、何やら「航空写真」用のフィルムを買い付けてきて、スチルカメラ用に詰めたフィルムたしいです。2本ほど撮影してみましたが、露出が少しオーバー目というか、薄味写りとして出てきましたので、少しアンダー目で撮ると良いのかもしれませんね。。

MARIX AirColor100、OLYMPUS PEN-S

フジカラー100(135)

ご存じフジカラー100です。カメラのキタムラで現像していたときと少し印象変わりますが、問題なく現像して頂いているのではないでしょうか。気になる場合はライトルーム(Abobe)で少し整えてあげてください。

ジカラー100_KONICA3A

フジカラー400(New)

次は、フジカラー400(New)の方のフィルムですが、良い感じで現像して頂いているのはばいでしょうか。フィルムの特性なのか、その時の現像の状態なのか判断つきかねますが、フジカラー100や以前のフジカラー100X-traと比べると、少し”こってり”した色味になってますでしょうか。

KODAK GOLD200(135/120)

KODAK GOLD200は、KODAKっぽい色味で現像頂いているのではないでしょうか。

Lomography 100(120)

Lomography 100 は、フィルムの特性なのか、すごくビビットな色味で出てきますね。

KODAK GOLD 200(120)

今度はKODAK GOLD200の中判用(120)です。こちらもKODAKっぽい色味で現像頂いているのではないでしょうか。でも、なんだかあっさりしてますね。。※こちらは、結構初期にお願いしたものです。

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KODAK Portra160(120)

少しお値段の高いフィルム「KODAK Portra160(120)」も何本か現像してもらいました。このクラスのフィルムは、以前お願いしていたカメスズさん(カメラはスズキ)さんにお願いする方が良さそうです。

※とはいえMARIXさんの方で、どんどんデータ溜まっていくと、良い感じになるかもしれません。期待です!

まとめて感想

MARIXさんの現像サービスは、①MARIXフィルムでお願いすると圧倒的なコスパです(C-41現像)。②現像のクオリティは「私的には問題無し」です。フィルム現像の人気店さんと比べると少し物足りない感じはしますが、「期待値」として見守りたいと思ってます。本数重ねてデータ溜まってきたら、もっとステキになると信じて利用させていただきます。現に最初期の頃より、ぐんぐん良い感じになってきています(自分の撮影のレベル問題もあるので、偉そうには言えません・・・)。

とはいえ③Portraなどの少しお値段高く、繊細な色味などを期待するフィルムは、現時点ではご自身の「好み」のクオリティで現像してくれるカメラ屋さんに依頼するのが良いウかもしれません。

因みに私は、この「カラーネガ現像無料サービス」が始まってから、カラーネガの自家現像を行っていません。。だって、無料なんだもん。

参考情報

宝の持ち腐れ:知らなかった!MARIXフィルムって現像無料なんだって!?

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