今回は、「DJ-Optical」ブランドから限定発売された、ライカMマウント対応の超大口径標準レンズ「NyctaLux 50mm f/1.0」(ニクタルックス)、別名「夜神」をご紹介します。 レンズ職人「鋳鏡師-DJ」氏が、30年の研鑽を経て、ライカの銘玉「Noctilux 50mm f/1.0」へのオマージュとして開発した、熱い思いが詰まったドリームレンズですよ!
「夜神」との出会い:一度は見送ったはずが……
焦点工房の「Note」で連載されていた開発秘話を読み、私も発売を心待ちにしていた一人でした。

連載されている、上記記事の初回に遷移します。
実は、以前「クラシックカメラ博」で試作品を触った際、開放での解像感に不安を感じて一度は購入を見送った経緯があります。
代わりに「Thypoch Simera 75mm f/1.4」を購入して帰宅したのですが……。
「限定300本であること」や、スタッフの方の「次があるとしても、この価格では採算が合わない」という言葉が頭を離れず、結局、抗えずに予約してしまいました。
開封の儀:工芸品のようなビルドクオリティ
当初は2025年12月デリバリー予定でしたが、焦点工房による厳しい品質チェックと再調整を経て、2026年1月中旬、ようやく手元に届きました。
大柄な箱を開けると、目に飛び込んできたのは金色に輝くサテンの内装。 手に取るとズッシリとした金属の重みが心地よく、各部の作りも極めて精巧です。 澄んだ前玉を眺めているだけで、お酒が飲めそうなほどの美しさです。






【付属品】
- 金属製前後レンズキャップ
- 専用レンズフード(フィルター径62mm→先端67mm)
- ND8フィルター(開放撮影には必須のアイテムです)

「NyctaLux 50mm f/1.0」『夜神』について
「夜神(やしん)」の名を冠したこのレンズは、7Artisanの中でも「DJ-Optical」と名の付く高性能なレンズ設計を行ってきたレンズ職人「鋳鏡師-DJ」が、30年の研鑽を経て「DJ-Optical」ブランドのもと世に送り出した、ライカMマウント対応の超大口径標準レンズです。そして、彼らの熱い思いが詰まった、超こだわりのドリームレンズでもあります。
「夜神(NyctaLux)」という名は、ギリシャ神話の夜の女神(Nyx)と光(Lux)に由来します。 伝説の「Noctilux 50mm f/1.0」が持つ、シャープさと空気感が両立した“詩のような描写”の再現を目指して開発されました。
鏡筒デザインは、Noctiluxに寄せた案もありましたが、最終的にこのオリジナルデザインが採用されました。 繊細かつ品のある美しさで、私もこちらが正解だったと感じています。



写りを見てみよう
晴れた日の昼下がり(付属のND8フィルター装着)





夕方にちょっと、新宿の街を流してみた。(NISI可変NDフィルター装着)



『夜神』を夜に持ち出してみた。※MCフィルターのみ装着







α7Ⅳに装着してみる。(NISIの可変NDフィルター装着)





スペック一覧
| 製品名 | DJ-Optical NyctaLux 50mm f1.0『夜神』 |
| 対応マウント | ライカM |
|---|---|
| 主な仕様 | ・対応撮像画面サイズ:35mmフルサイズ ・焦点距離:50mm ・フォーカス:MF(マニュアルフォーカス) ※距離計連動型 ・絞り:F1.0-F16 ・絞り羽根:11枚 ・最短撮影距離:0.7m ・フィルター径:62mm ・サイズ:約Φ65×67.5mm ・質量:約480g ・付属品:フロントキャップ、リアキャップ、レンズフード、レンズフード用ねじ込み式金属キャップ、NDフィルター(ND8) ・保証期間:1年(自然故障対象) ※焦点工房による保証は購入者本人に限定 ・製造国:中国 |
| その他 |
『夜神』の代わりに検討したいレンズ達
限定300本が完売してしまったため、現在「夜神」の入手は困難です。 そこで、同様の「超大口径のロマン」を楽しめるレンズをいくつかご紹介します。
まずは、本家Leica製のNoctilux!!
- Leica Noctilux-M 50mm f/1.0:今回のオマージュ元となった伝説のレンズ。
- Leica Noctilux-M 50mm f/0.95 ASPH.:現代の最高峰。
- Leica Noctilux-M 50mm f/1.2 ASPH.:世界で初めて非球面レンズを採用したレンズ。
Noctiluxを 再現したレンズ
Noctilux 好きに刺さりそうなレンズ達!
- LIGHT LENS LAB M NOCTILUCENT 50mm f/1.2 ASPH.:通称「周ノクチ」。
- Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical VM:安心のフォクトレンダー製。
- TTArtisan 50mm F0.95 ASPH / 中一光学 SPEEDMASTER 50mm F0.95:驚異のF0.95クラス。
併せて購入したいもの:快適に使うためのアクセサリー
「夜神」をより楽しく、快適に使うためのおすすめアイテムとして如何でしょうか。
レンズ保護フィルター
可変NDフィルター
日中に「絞り開放」で撮るための必須アイテム。 特にNiSi製は発色が良く、非常におすすめです。
レンズキャップ(62㎜、67㎜)
付属の金属キャップはネジ式で脱着が手間のため、実用性を重視するなら汎用のプラ製キャップへの付け替えが便利です。
今回の『夜神』は、フィルター径62mmなので、62㎜のレンズキャップをひとつ。そしてフードを付けて使う際はフードの上から装着できる67mmのものも用意しておくと安心かもですね!
ミラーレス一眼でAF(オートフォーカス)化して楽しむ
SONYのαシリーズで、AF化して楽しみたい方は「LM-EA9」がおススメです。
NikonのZシリーズでAF化して楽しみたい方は「TZM-02」がおススメです。
※因みに、両商品ともに、ご自身の利用カメラが上記TECHARTの電子マウントアダプターの適用機種であるかを確認してからご利用してくださいね。あと、ファームのアップデート等で不具合などが出ることもありますのでご承知おきください。気になる点などは、販売代理店である「焦点工房」さんにご相談を。
参考情報
まだ、このレンズのレビューは出ていないようですので、後日アップデートするかも!です。




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