今回ご紹介するのは、特徴のあるフィルムやカメラを世に届ける「Lomo」社が、2024年7月に発売した新しいフィルム「LomoChrome Color ’92 Sun-kissed」です。このフィルムは前年に発売されて人気になった「LomoChrome Color ’92」(青っぽい爽やかな感じの写り)の新バージョンで、より暖色に寄った発色が特徴的なカラーネガフィルムです(明るい太陽光の下では暖かみのあるイエローとオレンジの色調が強調される)。とっても”エモい”写真に仕上がりますよ。
「LomoChrome Color ’92 Sun-kissed」の購入へ
ずっと気になっていたフィルムでした。
実は、このフィルムの写りに興味をもって、お店で良くみていたのです。でも、お値段が少し高いので、普段はフジカラーやKODAK GOLD200 を買っていました。
ところが、先日「HARMAN Phoenix 200」という、すごく特徴のある写りのフィルムを使ってみて、癖ツヨフィルムが好きになってきました。またLomoの「Color Negative 120 ISO 100」というフィルムが安かったので使っていたら、なかなか良かったので、Lomoのフィルムには少し親近感がわいていたのでした。
こんな特徴のある フィルム です。
「LomoChrome Color ’92 Sun-kissed ISO400」は、冒頭にも少し書いた通り、Lomo社から2024年7月に発売されたばかりの新しいフィルムです。特徴は「Sun-kissed」と記載されているように、明るい太陽光の下では暖かみのあるイエローとオレンジの色調が強調され、太陽の光を浴びてキラキラした世界を映し出してくれることです。
LomoのWebサイト(ECサイト)の説明には下記のように記されています。
LomoChrome Color ’92 Sun-kissed 35mm ISO 400
暖かみのある描写が特徴のISO感度400の35mmカラーネガフィルムです。
- 輝くような肌色の発色
- ノスタルジックで魅惑的な柔らかいオレンジとイエローの発色
- ISO感度400で一日中撮影できます
- C-41/CN-16で現像できます
そして購入へ
そんなある日、いつも良く行く「北村寫眞機店」で「LomoChrome Color ’92 Sun-kissed 35mm」の価格を確認してみると¥1,880とイメージしていたよりも安くなっていて、また先行して販売されていた「LomoChrome Color ’92」も¥1,680と、フジカラー等と比べて少し高いだけの価格だったので、思い切って両方とも購入してみました。
そして、先日LOMOの直営店である「Lomography+」で、中判カメラでもこのフィルムの写りを見てみたい衝動に駆られて、我がRolleiCordⅢで撮影するために120版を買い足したのでした。
写りを見てみよう(実写レビュー)
LomoChrome Color ’92 Sun-kissed 120 ISO 400
まずは、中判フィルムでの写りです。カメラは「RolleiCordⅢ」、現像は「カメラはスズキ」さんです。
LomoChrome Color ’92 Sun-kissed 35mm ISO 400
次に35mmフィルムでの写りです。カメラ&レンズは「Lieca M4」「Leica ズミルックス50mm f1.4」、現像は「カメラはスズキ」さん。※この時、LeicaM4に装着していたMCメーター(露出計)のネジが緩んでおり、カメラとSS(シャッタースピード)が上手く連動できていなくて、露出がおかしな写真を大量生産してしまいました。今回は、そんななかからちゃんと撮れてたっぽい写真だけ記載しますね。
参考情報
ロモグラフィー:新カラーネガフィルム「LomoChrome Color ’92 Sun-kissed」発売のお知らせ
ロモグラフィー:LomoChrome Color ’92 Sun-kissedに記録した島への旅行 by Calvin Ben
山本穂高(NOTE):Lomography Color ’92 Sun-kissedフィルムのレビュー
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